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ニュージーランドの野鳥


――始祖鳥生息地自然史分館――

野鳥に関する文とデジタル写真をあつめたページです。

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第5回 『クライストチャーチの鳥』 2000年1月2日執筆

 当コーナーの1年5ヶ月ぶりの更新です。
 飛行訓練の合間をぬって撮影したデジタル野鳥写真をどうぞ。
Skylark(Alauda arvensis)  飛行学校前でさえずっていたヒバリ(Skylark:Alauda arvensis)です。
 草原の鳥には、地味なすがたとじょうずな歌が似合います。
 飛行学校前で、ホシムクドリ(Starling:Sturnus vulgaris)の親子が仲良く餌をついばんでいました。
 手前の灰色が若い個体(Immature)、奥の黒緑が成熟個体(Adult)の夏羽です。
 参考までに、下の写真は成熟個体の冬羽です。
Starling(Sturnus vulgaris)
Starling(Sturnus vulgaris)



 ここから水鳥の写真です。

Paradise Shelduck(Tadorna variegata)  パラダイス・シェルダック(Paradise Shelduck:Tadorna variegata)です。
 カモの仲間としてはめずらしいことですが、左側のカラフルなほうがメス、右側の黒いほうがオスです。渋い色彩がダンディです。
Paradise Shelduck(Tadorna variegata)
Pied Stilt(Himantopus himantopus)  干潟に舞い降りるパイド・スティルト(Pied Stilt:Himantopus himantopus)です。
 ここニュージーランドでもっとも普通に見ることができるシギの仲間です。
Pied Stilt(Himantopus himantopus)  引き続きパイド・スティルト(Pied Stilt:Himantopus himantopus)です。
 右側のカニの写真はこのシギの好物、Hairy-handed Crabです。
Hairy-handed Crab Pied Stilt(Himantopus himantopus)
White-fronted Tern(Sterna striata)
 ホワイトフロンテッドターン(White-fronted Tern:Sterna striata)です。
 詳しくは、『カイコウラの鳥』の写真と解説をどうぞ。
White-fronted Tern(Sterna striata)
South Island Pied Oystercatcher(Haematopus ostralegus)  ミヤコドリ(South Island Pied Oystercatcher:Haematopus ostralegus)の群れです。
 残念ながらこれ以上近づくことはできませんでしたが、この鳥については『とりだめた写真を一部公開』に写真と解説を用意しています。また、近縁のバリアブルオイスターキャッチャーについては『カイコウラの鳥』の写真と解説をどうぞ。
South Island Pied Oystercatcher(Haematopus ostralegus)
 距離が遠くはっきりしませんが、パイド・シャグ(Pied Shag:Phalacrocorax varius)ではないかと思います。ニュージーランドの在来種ですが、亜種がオーストラリアにも分布するため、固有種ではありません。
 近縁のリトル・シャグについては『デジタルカメラ顛末記』で写真を展示しました。また、日本産のウについては『身近な野鳥(2)』に写真を用意しています。
Pied Shag(Phalacrocorax varius)
White-faced Heron(Ardea novaehollandiae)  ホワイト・フェイスド・ヘロン(White-faced Heron:Ardea novaehollandiae)です。
 原産地はオーストラリアで、1940年代に渡来したそうです。



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