七つの海のティコ
憶測事典 |
『七つの海のティコ』の憶測解説コーナーです。 筆者の推定や偏見が大量に混入しています。 |
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スクイドボールは操縦が難しかった |
スクイドボールの断面図を見る限り、上部に浮力が集中している設計には見えませんし、下部に出入り用のハッチがあるということから見ても下部にバラストがあるとも思えません。こう考えると、スクイドボールは自然な状態ではエンジンのある背中を下にした姿勢で安定しそうです。ということは、コンプレッサーの推力でむりやり『正しい姿勢』にしていたということでしょう。 しかしスクイドボールには安定翼もなにもありませんから、すこしでも操作を誤ると、即座にフラット・スピンに入ってしまうことでしょう。要は水中ネズミ花火ですね。
こんな危険きわまりない潜水艇を鼻歌まじりに操ることができたアルはまさしく天才です。ましてや、わずかの期間にスクイドボールを手懐けてしまったトーマス君にいたっては、これはもうニュータイプとしか考えられません。
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