始祖鳥は飛び立った(飛行機の話) |
第1回 『わたしが飛ぶ理由』 | 1998年2月5日執筆 (6月24日改稿) | |
第2回 『今までに操縦した飛行機』 | 1998年6月24日執筆 | |
第3回 『ある一日の飛行』 | 1999年10月3日執筆 | |
第4回 『長距離飛行の1週間(前編)』 | 2000年8月29日執筆 |
左記はクライストチャーチ周辺の地図です。このフライトの大体の経路を青線でしめしました。 | |
まずクライストチャーチ国際空港を離陸し、ふたつのレポーティング・ポイントを経て管制空域を離脱し、南西方向にしばらく飛びます。その状態から最初に90度以上変針している点がメイフィールドです。ここで機首を海岸方向に向けます。次の目的地はアシュバートンですが、ここでは一度飛行場に着陸します。そしてあらためて離陸し、国道一号線をつたってクライストチャーチ国際空港に帰還するというプランです。 なお、復路の一番終わりのクライストチャーチ手前で経路が不自然に弧を描くのは、飛行管制区域を避けるためです。 |
ウェスト・ジャンクション(West Junction:Reporting point)
離陸プロセス中は交信や見張り、計器類のチェックで忙しいため、写真を撮っている余裕はありません。そういうわけで最初に写真を撮ったのはここでした。このフライトで1個目のレポーティング・ポイントです。ここまでくると一息つけるのです。 |
アイルスベリ(AYLESBURY:Reporting point)
このフライトで2個目のレポーティング・ポイントです。似たような交差路が手前にもあるので、間違えないように注意します。見分けかたは、鉄道の線路が横切っているかどうかでわかります。 |
ダーフィールド(Darfield)
クライストチャーチ西側にしばらく行ったところにある町です。道に迷わないための目印として使えます。 |
ラカイア川(Rakaia River:Reporting point) 画面が不鮮明でわかりにくいのですが、前方遠くに見えるのがラカイア川です。 |
メスベン(Methven) この画面ではわかりにくいですが、ちょうど真中の高さに見える集落がメスベンです。スキー場で有名なマウント・ハットのベースとして知られている町です。 |
メイフィールド(Mayfield)
右前方を撮った写真で、はるかかなたに見えるのがメイフィールドです。手前に見える黒い物体は磁気コンパスです。 |
メイフィールド(Mayfield)
画面中央に見える小さな集落です。ここで東側に針路を変更します。 |
アシュバートン(Ashburton)
向こう側に見えるのが、これから着陸するアシュバートンの町並みです。そのまた向こうには南太平洋が見えます。 |
アシュバートン飛行場(Ashburton:Airfield)
着陸準備中、降下しながら左側を撮った写真です。これから地表高度1000フィートまで降下し、ダウンウインド・レグにはいります。 |
アシュバートン飛行場(Ashburton:Airfield) アシュバートン飛行場への着陸後に撮った写真です。前方を横切っているのがプロペラで、枯草や砂塵を吹き上げているのが良くわかる写真です。 |
アシュバートン飛行場(Ashburton:Airfield)
離陸準備のためタキシングをしているときの写真です。上記につづき、真正面を取った写真です。 |
アシュバートン近郊(The NE from Ashburton)
離陸開始後目的の高度まで昇ってから、飛行経路の左側を写してみました。おおよそ画面中央の方向にメスベンがあります。 |
南太平洋(SOUTH PACIFIC OCEAN)
進行方向から右側をとった写真です。空と陸の境界に青く見えるのが、南太平洋の水平線です。 |
ラカイア(Rakaia:Reporting point)
飛行経路の左側を写したもので、画面中央に見えるのがラカイアの町並みです。位置的にラカイア川の南にあたります。 |
ラカイア川(Rakaia River) 前の写真の直後にあたるスナップです。鮭の遡上で知られる川です。仮にこれを遡上していくと、往路で通った空路を交差し、マウント・ハットにたどり着きます。 |
ダンサンデル(Dunsandel:Reporting point) 記憶があやふやですが、たしかそうだったと思います。手前に見えるの長方形の森の向こう側に国道1号線が走っています。ここから先はコントロールタワーとの交信と周囲の見張りに忙しくなるため、写真をとる余裕はありませんでした。(クライストチャーチは国際空港なのです。) |