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――始祖鳥生息地自然史分館――

野鳥に関する文とデジタル写真をあつめたページです。

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第9回 『ブルーペンギンとアホウドリ』 2000年5月16日執筆

 先日オマルーでブルーペンギン(和名:コガタペンギン)を撮影しました。
 愛機TRV-110の赤外線機能・スローシャッター機能が、今回はじめて役に立ちました。

BLUE PENGUIN(Korora):Eudyptula minor  ブルーペンギン(BLUE PENGUIN(Korora):Eudyptula minor)です。和名はコガタペンギンというのですが、このページではブルーペンギンで統一することにします。

 海から帰ってきて巣に戻るところを撮影したものです。ペンギンが戻ってくるのは夜になってからなので、撮影する場合は赤外線カメラが必須です。
 念のために補足すると、赤外線カメラで使われる波長域の赤外線を、ペンギンは見ることはできません。

BLUE PENGUIN(Korora):Eudyptula minor  ブルーペンギン(BLUE PENGUIN(Korora):Eudyptula minor)です。

BLUE PENGUIN(Korora):Eudyptula minor  ブルーペンギン(BLUE PENGUIN(Korora):Eudyptula minor)です。
 TRV-110の赤外線スローシャッター機能で撮影したものです。
 2羽で並んで、じっとこちらを見ています。
 このあたりから、いったいどちらが観察されているのかがわからなくなってきました。(^^;
 こちらを確かめるようにじっと見つめるのは、かれらが鳥としては視力があまり良くないせいもあるのかもしれませんが、好奇心が強いということもまちがいありません。

BLUE PENGUIN(Korora):Eudyptula minor  ブルーペンギン(BLUE PENGUIN(Korora):Eudyptula minor)です。

BLUE PENGUIN(Korora):Eudyptula minor  ブルーペンギン(BLUE PENGUIN(Korora):Eudyptula minor)です。

 わたしを確かめるためでしょうか、ついに足元30センチのところまでやってきました。
 ほんとうに好奇心の強い鳥です。

BLUE PENGUIN(Korora):Eudyptula minor  ブルーペンギン(BLUE PENGUIN(Korora):Eudyptula minor)です。

BLUE PENGUIN(Korora):Eudyptula minor  ブルーペンギン(BLUE PENGUIN(Korora):Eudyptula minor)です。

ROYAL ALBATROOS:Diomedea epomophora  ダニーデン・タイアロア砦で撮影したロイヤル・アルバトロス(ROYAL ALBATROOS:Diomedea epomophora)の親子です。
 これを撮影している間、ヒナはひっきりなしに鳴いていました。おなかが減っているとかそういう様子ではなく、ただ純粋に楽しんで歌っているように思えました。音声をお聞かせできないのが残念です。




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