真・始祖鳥掲示板

　ニフティの掲示板があまりにも遅いので、見切りをつけてこちらに
引っ越してきました。

　古いほうの掲示板はしばらく待って閉鎖します。

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　◇ (ccc(　ノ　始祖鳥 ◇　http://www.voyager.co.nz/~dinosaur/
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http://www.voyager.co.nz/~dinosaur/

　引っ越し成功おめでとうございます。マンガを見た流れでここまでたどり着きました。

http://member.nifty.ne.jp/CQA/PIKA.htm

　ぴか さん、さっそくご訪問いただきまして、大変恐縮です。m(__)m

　先の掲示板は表示があまりにも重いので見切りをつけました。
　ここのところのニフティの混雑加減ですが、ほんとうにどう
してしまったのでしょう。ホームページをアップロードしよう
としても、ＦＴＰソフトが止まったきり、うんともすんとも言
いません。ニフティ接続でＷＷＷを快適に楽しむためには、テ
レホーダイ時間帯を避ける工夫をするしかないようですね。
　というわけで、今回は早朝に書き込んでみました。(^^;

　お目汚しのマンガを読んでくださったとのこと、ありがとう
ございます。画像サイズが大きいので、表示が重かったことと
思いますから、読んでいただけただけで幸甚です。
　昔描いたものではなく、あたらしく描いたものもアップロー
ドしていきたいと思っています。
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　◇ (ccc(　ノ　始祖鳥 ◇　http://www.voyager.co.nz/~dinosaur/
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　琴鳴さん、こんにちは。

　ご指摘のとおり、『キャプテンハーロック』は完結していません。
　惑星ヘビーメルダーに眠るトチローに別れを告げ、最後の戦いに旅立
つところで作品は終わっています。たしかにあの設定では、物語的に決
着のつけようがないですね。

　宮崎駿監督の作品は、収拾もつかず、結論もでないことがあり、登場
人物も明らかにフィクションのそれなのですが、物語として有無を言わ
さぬ説得力がありますね。

　『エヴァンゲリオン』はわたしのなかでは第拾九話では終わっている
作品なのかもしれません。わたしは映画版はまだ見ていないのですが、
最近はやはり見ないでおこうかなと思うようになりました。老後の楽し
みに取っておくことにします。(^^;

　松本零士で思い出しましたが、高橋良輔監督の作品における『戦士』
や『機械』にはどこか松本零士作品の面影があるような気がします。
　『ダグラム』の第一話＆最終話は、松本零士作品そのもののような気
がするのです。
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　◇ (ccc(　ノ　始祖鳥 ◇　http://www.voyager.co.nz/~dinosaur/
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DZP02416＠nifty.ne.jp
ハンニバル

始祖鳥さん、先日はどうも。
今日も出勤、会社からの書き込みです。

あいかわらずナナミちゃん萌えしているようでなによりです。
この調子でどんどんぶっ壊れてください。

ところで、先刻久しぶりに「裏・七つの海のティコ」のページを見ようとしたところ、ファイルが見つからないと怒られてしまいました。

リンクの直し間違いかな？？？

こんにちは、ＴＵＮＥです。
始祖鳥氏以外の方は始めまして。
　さて、ＮＳＲ復活おめでとうございます。今度私のＺＥＰＨＥＲ君と共に何処かに走
りに行きましょう。ＺＥＰＨＥＲ君は北海道帰還以来全く動かしておりませんが、大丈
夫でしょう…多分(笑)。

それでは、また。

　ハンニバルさん、こんにちは、いらっしゃいませ。
　ご訪問ありがとうございます。だれも来てくれなかったらどうしよう
かと思っていましたから、来てくださったことをほんとうに嬉しく思っ
ています。

　さて。
　『裏・七つの海のティコ』についてですが、当地にはそんな怪しげな
隠しコンテンツは存在しません。
　だって、消したもん。(笑)

　それに『ナナミちゃん萌え』などという表現はあらぬ誤解を招くでは
ありませんか。だいたい、この知的でダンディなわたしが、たとえオフ
会の酒席といえどもそんな軽薄な発言をするわけがありません――って、
だれもそんなこと言ってないか。

　えー、わたしは一介の『七つの海のティコ』ファンであり、それ以外
に含むところはまったくございません。
　というわけで、今後とも前向きに善処する所存です。
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　◇ (ccc(　ノ　始祖鳥 ◇　http://www.voyager.co.nz/~dinosaur/
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http://www.voyager.co.nz/~dinosaur/

　ＴＵＮＥさん、いらっしゃいませ、書き込みありがとうございます。

　今日はＺＥＰＨＥＲ１１００には乗られたのでしょうか。今日の仙台
は絶好のバイク日和でしたね。

　走りのお誘い、ありがとうございます。m(__)m
　わたしのＮＳＲのティコ君は、目下、満身創痍の情けない状態です。
　Ｆサスとステップの歪みだけは近日中になんとかしようかと思ってい
ますが、全面修理は給料が入るまでおあずけです。
　そういうわけで、峠を攻めるなどのハードな走りは修理が済むまで無
理ですが、普通のツーリングだったらいつでもご一緒させてください。(^-^)

　単車はいいですね。
　明日の日曜日もＮＳＲをいじって過ごそうと思っています。

　そうそう、先ほど部屋をあさっていたところ、ＦＥＴのＤＯＴ５の缶
が出てきました。こんなものを使っていたのはレースをしていたころで
すから、おそらく１１年もののブレーキフールドです。未開封ですから
水を吸っている心配はありませんが、こんな古いブレーキフールドを使っ
た経験はないのでちょっと入れるのを躊躇しています。

　未開封だから大丈夫でしょうか。(^^;
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　新掲示板開設おめでとうございます。tcupもたまに調子悪いことがありますが、
スピードや使い勝手はかなりいいですね。実はうちもお世話になっております。
　さて、旧掲示板のわたしの発言で「ねこぢるで比較的万人向けなのは『インド
旅行記』だ」とか書きましたが、もともとねこぢるは異端の作家だったですね。
どうも、自分にとってピッタリきたものはメジャーであるという思いこみがあり
まして。でも、まあ「エヴァ」は当たったし、ねこぢるもこれから再評価される
のではないかしら。
　「エヴァ」は、文字どおり「幻滅」するために見たほうがいいと思いますけど
ね。まぼろし、夢、虚構、心たのしきもの、娯楽、なべて現実に回帰し、職場へ
学校へ夫婦生活へコドモの立場へ……そこまで気にしてもらわなくてもいいけどね、
と言いたくなるほど親切に説教してくれます。
　高橋良輔といえば、いよいよ「ガサラキ」ですね。期待しているだけに不安も
あります。なんかヒロイン、影響受けてるっぽいです。まさかとは思いますが……

http://member.nifty.ne.jp/sage/

　琴鳴さん、こんにちは。

　今朝、巡回先の掲示板にことごとく琴鳴さんの発言があったので驚き
ました。
　これだけの書き込みにはそうとう手間がかかったこととおもいます。
　琴鳴さんはまさに掲示板の救世主です。琴鳴さんに栄光あれ。

　エヴァですが、『幻滅』するためにエンターテインメント作品を見る
というのはわたしにとってかなりつらい行為ではあるので、やはり躊躇
してしまいます。見ているのがつらくとも、それに見合ったカタルシス
があればそれは相殺されてあまりあるのですが、あまりそれは期待でき
ないようですね。
　でも、先の『エヴァは第拾九話で終わっている』という発言、そして
前段と矛盾しますが、エヴァの弐拾伍話、弐拾六話はわたしは決して嫌
いではありません。

　『ガサラキ』についてはまったく情報を持っていませんが、高橋良輔
監督の作品というだけで期待しています。
　高橋良輔監督のロボットものは『ダグラム』『ボトムズ』『レイズ
ナー』と、どれも好きなのですが、わたしの中では『ガリアン』が浮上
中です。異世界の空気感を感じさせるという意味で、絵（画面）に説得
力がありました。人馬兵の発掘作業をしている風景や、砲撃をするとき
に安定板を足元に展開する描写などのディティールが、いまでも鮮明に
記憶に残っています。敵役の描写も多面的で好きでした。最終回に明ら
かにされたマーダルの真の目的には衝撃を受けたものです。
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http://www.voyager.co.nz/~dinosaur/

初めての書き込みです。
このＨＰが設立された頃から度々訪問しています。
というのも、作者・始祖鳥の身内だからです。
掲示板が出来て、始祖鳥から
「どんどんかきこむように」
との司令がくだされたので書いています。
このＨＰは時々難しすぎてよく分からないので、
そういう話題のときはあまり読んでいません。
とにかく今後とも兄のＨＰを宜しくお願いいたします。
　　　　　　　　　　妹・フロッガーＮ１（特にかえる好き）

　ガリアンのマーダルとプリンプリン物語のゾット将軍はなんとなく似ている。
　それはともかく。
　ガリアンは、「古いもののほうが高性能」という歴史観が好きでした。ただ、
都市空間を戦場にしていたボトムズでは納得できたローラーダッシュをそのまま
取り入れたのは反対です。鎧タイプのロボットの動きだと、「エスカフローネ」
の重量感が望ましいです。
　ガサラキに出てくるロボットの場合は、気化炸薬なるものを使って足下の
地面を掘り進む機能がウリみたいです。一人塹壕。
　あと、今、滝沢さんのところのリレー小説を書いていますが、そこで出す
つもりのメカ設定と根本的なところが似ているので、「なんだかなあ」とい
う感じです。

こちらでははじめまして。
始祖鳥さんの妹さんまでいらっしゃるということで、喜んで参上しました。
一度お話したいと思っていたんです。よろしくお願いします(^^)
ニフティの｢創作の部屋｣のご縁でお世話になっております。

昨日父が某地方紙のビール麦被害の記事のスクラップを読みながら、「病気には『天敵』という言い方はしないんだけどなあ」とつぶやいていました。
いえ、ただそれだけなんですけどね。

　我が妹フロッガーよ、書き込んでくれてありがとう。(^-^)
　当生息地を読んでいてくれるとのこと、嬉しいです。

　このホームページではあまり高度な話はしていないので、難解に見え
るとするなら、わたしの書きかたがまずいからでしょうね。
　文章書きがうまくなるように、精進します。

　そうそう、ホームページはできましたか。
　それから、はやくポストペット（製品版）を買ってね。
　わたしのあたらしいポストペットアドレスはこちらです。
　dinosaur＠aay.mtci.ne.jp

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　琴鳴さん、こんにちは。

　ガリアンのローラーダッシュは、音までボトムズのそれでしたね。『エスカ
フローネ』は未見です。『不思議な島のフローネ』は好きで見ていましたが、
『南の虹のルーシー』のほうがわたし的にはお気に入りです。エンディングの
ワライカワセミの歌はインパクトがあります。

　プリンプリン物語は見ていましたが、ゾット将軍というキャラクターは記憶
にありません。どのエピソードで登場したキャラクターだったのでしょうか。
　『６００こちら情報部』からの流れでプリンプリン物語はほとんどかかさず
見ていたはずなのですが、アクタ共和国（ルチ将軍のはなし）編があまりにも
鮮烈だったため、以降の印象が薄くなってしまったようです。

　マーダルに話を戻しますが、好きな悪役をあげろと問われたら、ガリアンの
マーダルは五本の指に入ります。アポロガイスト、帝都物語の嶋田久作、衝撃
のアルベルトあたりもいいですねえ。でも、やっぱりベスト１は『宝島』（出
崎監督）のシルバー船長です。

　悪役といえば、レプカ局長とカリオストロ伯爵は、同一人物ではなかろうか
と思っています。声もいっしょですし。クロトワとカーチスと赤毛のアンの最
初の先生もＤＮＡの共通部分が多そうです。火の鳥の猿田博士のようなものな
のでしょうか。

　それでは、琴鳴さんのリレー小説、楽しみにしています。
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　luna さん、いらっしゃいませ。

　妹のほうからも挨拶があると思いますが（ちゃんと書き込むのだぞ＞フロッガー）
書き込んでいただけましたこと、ほんとうに嬉しく思っています。

　『天敵』というのも、なんだか漠然とした言葉ですね。
　捕食者、被捕食者の関係にあるものをさすのなら、寄生虫や病原菌は『天敵』とは
違うことになるのでしょうか。
　とりあえず、手元にある『ヘンダーソン生物学用語辞典』を繰ってみたのですが、
載っていませんでした。生態学などでは『上位捕食者』などと言いますし、『天敵』
とは本当は一般名詞で、正式な学術用語ではないのかもしれないですね。
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　題記の件ですが、さきほどホームページの引越しを完了しました。

　当地のあたらしいＵＲＬは以下のとおりです。

http://www.aay.mtci.ne.jp/~dinosaur/index.html

　ディレクトリの掘りかたは前と同じです。

　でも、まだホームページの内容の更新はしていません。
　メールのお返事も滞っています。

　２日以内にかならずお返事します。ごめんなさい。
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　おお、ＵＲＬが変わっているではありませんか。それでもって
掲示板を見たら引っ越しの通知がある。引っ越し完了おめでとう
ございます。
　見たことのないプロバイダーですけど、どこなんですか。プロ
バイダーの良いところとか紹介してくださいね。

http://member.nifty.ne.jp/CQA/PIKA.htm

　ぴか さん、こんにちは。書きこみありがとうございます。

　引っ越したのはいいのですが、そこで力尽きてしまい、日刊連載もすっ
かり滞っている今日この頃のわたしです。

　今度引っ越したプロバイダは MTCI というところで、月額２５００円で
つなぎ放題、ホームページは１０ＭＢ、ＣＧＩ仕様可（別料金）、メール
アドレスが２つまで無料というところです。

　引っ越してなにより嬉しいのは、夜１１時台にＦＴＰが実用的な速度で
動作することですね。

　あたらしいプロバイダ探しということであれば、下記のＵＲＬがお役に
たつのではないかと思います。

DOORS プロバイダーパワーサーチ

　プロバイダの検索サイトです。
　わたしは地名に『固定料金制』と『ＣＧＩ』で検索をかけて、今のプロ
バイダを発見しました。
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http://www.voyager.co.nz/~dinosaur/

　さきほど、ノートブックのセットアップ作業から帰ってきました。

　いやあ、楽勝だと思っていたのですが、ＬＡＮの設定でのたうちまわり
ました。その時によってつながったり、つながらなくなったりと、症状が
一定しなかったのです。

　デバイスを削除したり、プロトコルを入れ直したり、レジストリを操作
したり、システムを再インストールしたりともがき苦しんだあげく、ＰＣ
ＭＣＩＡ－ＬＡＮカードの信号の相性の問題であったことが判明しました。

　たまたま運良く手元に愛機リブレット２０とＬＡＮカードがあったから
確かめられたのであります。
　リブレットを持ち歩いていて、よかった。（ひとつめ）

　というわけで、これから昼まで眠らせていただきます。
　今日も『生息地』の更新をかけられなかったですが、明日か明後日かに
まとめて更新をかける予定です。

　しかし、頭が疲れているときというのは、（少なくともわたしの場合）
文章よりも絵を描きたくなりますね。テキストより画像のほうが処理すべき
情報がはるかに大きいはずなのですが、なぜなんでしょう。視覚処理系は
脳に直結している――というよりも網膜はもともと脳の一部なので、情報
処理に無理がかからないからかもしれないですね。(^^;
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http://www.voyager.co.nz/~dinosaur/

　ルチ将軍――
　んー。
　ゾット将軍。
　ん……
　わたしも記憶がさだかではないのですが、なんか、ＩＱがめちゃくちゃ
多いのってルチ将軍でしたっけ。
　後頭部が異常発達しているわし鼻のおっさんってゾット将軍っていった
ような気がしますが、自信はありません。
　わたしが好きな悪役は――んー、「トムとジェリー」のトムかなあ。
　あの、作画のわるい海外外注シリーズではなく、初期のフルアニメのやつです。
あのときのトムはジェリーといっしょに遊ぶなんて堕落はしていなかった！
　アニメ版「ジャイアントロボ」のＢＦ団はよかったですね。ああいう人材の
いる秘密結社だったら世界征服しても許します。　

　あれ。だれも書いてないや。
　えと、高橋さんの「ガサラキ」始まったんですが、まだ見てないです。
ビデオ録画どーも失敗してるんです。
　とりあえずビデオ待ちするしかないという。
　「彼氏彼女の事情」の第一回はみました。おもしろいです。なんか引きずって
ますね、なんだかんだいって。ある意味で庵のさん自身が最強のエヴァ廃人なのかも
しれない。がんばれよー。（と、ここで声援おくってどーする）

　ガサラキって何なんですか？
　ちらっと見ました。
　絵はきれいなんだけど、ミリタリー調のところと和風のところと、話が全然つながらなくて
よく分からなかった。

　そういえば、マスターキートンがグリーン先生でした。

　「ボトムズ」とか「ガリアン」を作った高橋良輔監督の最新作です。
　まだみてないので、わからないけど、おもしろくなるはずなんですけどね。
　過去、駄作のない人なので。

　グリーン先生ってなんですか？
　ミドリ先生？

　

「ER」見たことありますか？
わたしのお気に入りのドラマなんですけど。
グリーン先生というのは、ER,緊急救命室の主人公格スタッフドクターです。
つまり、声優さんが一緒なんです。

で、ガサラキってどんな話なんでしょう。

　琴鳴さん、ご無沙汰をして申し訳ありません。
　この１０日のあいだ、ネットワーク死していました。

　トムの堕落はじつに嘆かわしいことです。『仲良くケンカする』という意味
を勘違いするべきではないのです。『ルパン三世』の銭形警部の堕落ぶり
がオーヴァーラップします。

　とにかく、存在感のある悪役というのはいいですね。
　悪役はヒトのかたちを取っている必要はなく、獰猛な野獣であっても、荒れ
狂う時化の海であっても、凍てつくような氷結世界であってもいいと思います
が、活劇である以上、悪役には存在感があってほしいです。

　その意味で、ＢＦ団は良かったです。
　今川監督は魅力的な悪役をつくるのが上手ですね。
　『Ｇガンダム』の東方先生はじつにすてきでした。
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　lunaさん、琴鳴さん、こんにちは。

　高橋監督の『ガサラキ』ですが、わたしの聞いた断片的な情報では、『ボト
ムズ』的な世界観に『手天童子』のエッセンスを加えた、近未来の物語と聞い
ています。高橋監督の作品が面白くならないわけがないので、ぜひ拝見したい
――のですが、テレビ東京系の放送局が仙台にはない(！)ために、ビデオ化さ
れるまで、わたしは見ることができないのです。仙台はアニメ真空地帯です。
　ううう。くやしいよう。

　『ＥＲ』はいつ放映されているのでしょう。一度拝見したいと思っていまし
た。しかし、まさか『マスターキートン』がテレビアニメ化されるとは。(^^;
　できばえはどんなものでしょうか。
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　は、見てないので説明できませんが、雑誌でちょっと見た感じでは、
鬼を召還して、その肉体をロボットの駆動部に利用しているみたいです。
　滝沢さんのところでやってるリレー小説で、わたしがつけ加えたロボッ
トの設定によく似ているので「ふわはああ」と力が抜けてしまいました。
　同じアイディアを先にメジャーどころでやられると意気消沈しますね。
　グリーン先生は了解しました。「ＥＲ」は見てないです。家に帰る時間
がめちゃくちゃなので、ビデオ録りしていない番組は見られません。また、
録画した番組も結局見ていません。日曜日の昼に「なんでも鑑定団」の再
放送をやっているのは見てます。そのあとの「ナッシュ・ブリッジズ」も
わりと見ます。ドン・ジョンソン。声優は野沢那智。
　グリーン先生はだれですか？　刑事コジャックは森山周一郎で、この前
「堂々日本史」（ＮＨＫ）で徳川家康を演じていて、異常に迫力がありま
した。さすがじゃ。来週もあるので見よう。
　ところで、ルチ将軍の話は終わり？　疑問が残ったままなので、ぜひ
解明してください。
　それにしても魅力的な悪役を描くのはむずかしい。ほぼ不可能な感じが
します、わたし的には。悪いやつを描くのはパワーがいります。「実はいい
人」というのは実際は逃げですな、書き手から見ると。そっちのが楽なのは
明白ですよ。
　　

　おお、野沢那智と森山周一郎。
　『海賊コブラ』と『紅の豚（ポルコ・ロッソ）』ですね。
　コブラといえば、映画版の松崎しげるもよかったです。歌が上手なので、
話の展開上『歌コブラ』が必要となった時も安心ですね。他に渋い声系の
声優では、羽佐間道夫や、若山＜シルバー＞弦蔵のショーン・コネリーも
すてきです。
　吹き替えではまり役といえば石丸博也のジャッキー・チェンですね。そ
のフィッテングの凄さたるや、吹き替えなしでジャッキー・チェンの映画
を見たとき（声が石丸博也ではないので）違和感を感じてしまうほどです。(^^;
『マジンガーＺ』の兜甲児以来、軽い兄ちゃん系お調子者を演じさせたら
日本一でありましょう。しばらく前に『七つの海のティコ』では準レギュ
ラーのお調子者のパイロットを演じていましたが、まさにぴったりの配役
ですてきでした。
　ああ、脱線しまくってごめんなさい。

　ご指摘のキャラクターですが、『後頭部が異常発達しているわし鼻のおっ
さん』という特徴を考えると、やはりルチ将軍ではないかと思います。シ
リーズ後半になって装備された知能指数メーターがチャームポイントです。

　『悪役が書けない』とは、またご謙遜を。(^-^)　すくなくとも琴鳴さん
の作品、『ガラスのなかのエヴァ』のお父さんは実に存在感があったと思っ
ています。
　書き手からみた場合『実はいい人』のほうが描きやすいとは知りません
でした。悪役に感情移入するのは確かにパワーがいりそうです。
　魅力的な悪役を造形できれば、おもしろい活劇はできたも同然のような
気がしますが、第一に悪役を探すのが難儀な世の中ですね。一見『悪』と見
えるものも、べつの角度から見た場合には、そうではないかもしれません。
逆にこの世界に生きて文明生活を営んでいるというだけで、だれもが悪役に
なりえるとも言えます。いままで捉えられていた（と幻想を抱いていた）
『悪』が拡散してしまって、形として明確にとらえられないものになってし
まったのでしょうか。『敵』が見えないというのはつらいです。
　こういう状況で単純に『悪役』を造形してしまうと、ひどく類型的になっ
てしまうので、わたしは悩んでいます。
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　ルチ将軍、了解です。またひとつあいまい記憶が修正されてうれしいです。

　さて、ほめていただきながら、それがテンプルを貫いたと主張するのは大変
ヤボですが、冗談だから許してね。
　つまり、「ガラスえば」のおとーさんはゲンドウの焼き直しでしかない、と
いうことです。つまり、やっぱりわたしは悪役ダメ子ちゃん！？
　吹き替えというと、かの「スターウォーズ」が初めてテレビで放映された
時のことです。これは当時のテレビ業界にとってはやはり大イベントで、前宣伝
もすごかったのです。で、吹き替えも当時の人気タレントが担当。で。
　ルークが渡辺徹（泣）。レイアが大場久美子（泣２）。ハン・ソロは忘れました。
　これが調子っぱずれでねえ。至近距離でエルボーをお見舞いしたかったです。
　吹き替えの声の方が本物っぽい、の代表でいうと、故・小池朝雄asピーター・
フォークですね。本物は甲高い声なんで、対照的です。いまの石田太郎もなかなか
いい感じです。

　テンプルの件はもうしわけありません。
　琴鳴さんが（ご自身で言われるほどに）悪役を描けないとは思えませんが、
まずは光る吐瀉物を吐いておわびしたい心積もりです。

　『スターウォーズ』の初回テレビ放映にそんなエピソードがあったとは知り
ませんでした。別の意味で見てみたい気がしますが(^^;、もう今となっては放
送局のマスターテープさえも残っていないでしょうね。渡辺徹は『ハングマン
ＧＯ！ＧＯ！（だったかな）』もなかなか捨て難くはありますが、『太陽にほ
えろ』の『ラガー』のイメージが強いです。　小池＜コロンボ＞朝雄さんの声
は、すっとぼけたダンディさがあっていいですね。海外の俳優さんは、もとの
声が高音なかたが多いような気がします。吹き替えの声のほうが本物っぽく聞
こえてしまうのはそのせいでしょうか。

　海外ものテレビドラマといえば、わたしは『アメリカンヒーロー』『ジョン＆
パンチ』『ハード＆マック』『エアーウルフ』『ナイトライダー』などが好き
でした。

　もういちど見たいと思っているのが『アーノルド坊やは人気者』です。
　後半になって怒涛のごとく繰り出される豪華ゲストたちがすばらしい。
　ミスターＴがゲスト出演した話（スタンリー・スピルバーグというあやしげ
な監督さんも登場）と、ナイト２０００（ＫＩＴ）が登場する回は必見だと思
います。
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　難しいのは魅力のある悪役です。
　容易にゆるぐことのない悪の幹を持つ者。虚勢ではなく、善に立ち向かう
ことができる者。小市民的で、あったかで、それでいてどうしようもなく社会
に仇なしてしまう者。
　卑劣漢もゴステロまで行けば立派といえます。
　まあ、そういう悪役ですね。
　「スターウォーズ」……ハン・ソロは松崎しげるだったような気がします。
　渡辺徹と大場久美子と松崎しげるがマイクの前で並んでいる光景って……
こゆいです。
　まあ、それぞれの方に悪意はないし、好きなくらいなんですが、ＴＰＯと
いうものが……
　海外テレビドラマというと、わたしは「奥様は魔女」ですね。
　
　

しそちょうおにーさん、
トップページを新しくしましたね。
マイナー（でもない？？）チェンジをするのもよいですが、
日記以外のページも充実させてね。

　琴鳴さん、すてきです。悪役に対する愛がひしひしと伝わってきます。
　２行目以降のくだりを読んでいて、なにか無性に泣きたくなるような
衝動がこみあげてきました。

　悪役であるほうが輝くキャラクターというのはあるような気がします。
　『Ｇガンダム』の東方先生などはその典型ですね。敵にまわったからこ
そ、その圧倒的な強さと魅力を申し分なく発揮してくれたのだと思います。
これが味方側についていたりしたら、『主人公でも勝てる』程度の敵に、
（視聴者が）納得できかねる敗北を期していたことでしょう。

　ゴステロは、とても好きでした。とはいうものの、かれを『衝撃のアル
ベルト』『ジョン・シルバー』と同じカテゴリーで包括するのは、どうも
抵抗があります。(^-^)
　とにかく、主人公がかすんでしまうほどのインパクトがあるキャラクター
でしたね。死のまぎわに『脳が痛い』と言っていたのを覚えています。

　ハン・ソロは、松崎しげるが声をあてていたのですね。なんか想像がつ
きません。『コブラ（映画版）』の声は好きでしたが、ハリソン・フォー
ドと松崎しげるはビジュアル的には結びつかないような気がします。(^^;

　『奥様は魔女』は食わず嫌いで見ていませんでしたので、耳学問でしか
知りませんでした。もったいないことをしたかもしれません。
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　のりこ いもーと、ハンドルはやめてしまったのですか。『フロッガー』
はじつに良いハンドルだと思うのですが、じつに残念です。

　新しくしたのは表紙のタイトル字（作成時間５分）だけで、ほかは何も
変わっていません。日記以外ということで、今後は『七つの海のティコ』
関連のコンテンツを重点的に充実させていく所存です。
　――って、どうせだれも読みゃしないか。(;_;)

　そうそう、早いところポストペットの製品版を買ってください。それか
ら、兄的な意見としてはｉＭａｃがおすすめです。じつにファッショナブ
ルで良いではありませんか。ｉＭａｃ購入のあかつきには、今持っている
コンパックの一体型９５マシンをいただければさいわいです。(嘘)
　　　　　　.. 
　◇◇　 ミ/Ｖ ◇◇◇◇◆
　◇ (ccc(　ノ　始祖鳥 ◇　http://www.aay.mtci.ne.jp/~dinosaur/
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　子供のころによく見ていたというだけなんですけどね。
　よく考えれば、「うる星やつら」なんかとおんなじ構造の話だなあ。ほかにも
いっぱいありますね。
　宇宙人、魔女、吸血鬼、女神、妖精、ロボット、怪奇ヘビ少女――最後のは
ちがいますが、わけありながら可愛い女の子と同居するというのは男の子の夢
なんでしょうか。

　ところで、男兄弟のなかで育つと心が殺伐としてしまい、姉や妹のいる家庭が
うらやましくなるのだそうです。始祖鳥さんといもーとさんの心暖まる交流を
みていてふとそんなことを思い出しました。

　む。
　ということは、きっとこれからヒットするのは、宇宙から来た吸血鬼で実は女神
ながら魔法が使える改造人間の妹と同居する話にちがいないです。

　ようやく掘り出してきました。
　何って、グリーン先生&マスターキートン。
　井上倫宏さんです。ドキュメンタリーとか洋画ではよく見かける人かも。
　ＥＲのページは探しにくいのですが、「ＥＲ　緊急救命室｣で検索するとヒットします。
　未見の方はぜひ。最初は話が錯綜していて分かりにくいかと思いますが、ずっと見てきた人も
同じように見るのだと分かると、俄然面白くなります。
　ドラマツルギーとしては勉強したいものの一つです。
　では。

　井上倫宏さん……知らない……
　ＥＲ……見てない……
　そういや、昔、「ツインピークス」を見ていて、わけわからんなりに
おもしろかったのですが、結局最終回をみていなくて、わけわからんまま
です。でも、見てもやっぱりわけわからないらしいので、まあいいかな、
と。
　いま、日曜のお昼からやってる「ナッシュ・ブリッジズ」を「なんでも
鑑定団」の再放送からの流れで毎週みているのですが、なんか脚本がしっかり
しているなあと思いますねえ。さほど出来がいいドラマとも思えないのですが
キャラクターの生活が毎回描かれていて、なんか親しみが持てるんですよねえ。
　野沢那智と青野武のかけあいはそれだけで芸になってるし。
　いわゆるトレンディドラマに出ている若い役者のピーキーなセリフまわしとは
やっぱりちがいますね。

日記直行で、ここの存在に気付いていませんでした。（ああ）
　なんともおもしろそうな話題なので参加。
魅力的な悪役といえば、ヤマトのデスラー総統、ガンダムのシャア少佐、北斗の拳のラオウ、っていうのがぱぱっと連想されますね。（我ながら漫画世代じゃ）　人外ではゴジラとかハカイダーというのがいます。
　こやつらがいなくなった後とか、人気あまって正義の味方にかえた途端、とっとと連載やめたら、といってもよいくらい話がつまんなくなりました。
　こいつらの共通点を考えると、ポリシーのある敵役、つうことですか。きれいごと並べて事足れりとしない「器の大きさ」（笑）が魅力なのかしらん。

　奥様は魔女もなかなかですが、じゃじゃ馬億万長者のぶっ飛びさ加減、すきですねえ。

　琴鳴さん、返事が大変遅れましてもうしわけありません。

　『宇宙から来た吸血鬼で実は女神ながら魔法が使える改造人間の妹と同居
する話』ですか。
　あまりにもアヴァンギャルドな設定で凡人のわたしには理解できませんが、
なにか凄そうな雰囲気は伝わってきます。思わず、宇宙から来た（自称）謎
のファーザーと同居する話を想起してしまいました。

　それはともかく、わけありながら可愛い女の子と同居するというパターン
は、男の子向け作品の黄金律なのでしょうか。可愛い女の子ではありません
が、構造的にはドラえもんやオバＱや忍者ハットリくんも同根のような気が
します。このタイプの作品の多くがほとんど例外なく、私たちの知る日常生
活圏を舞台にしているというのは暗示的です。ありきたりな日常から（ある
種都合のいい）非日常に読者を誘導するという意味で、わけありな登場人物
というのは格好のナビゲーターになりそうです。それが女の子だったらなお
さらでしょう。

　その意味で『うる星やつら』はとても緻密に計算された作品だと思います。
　ときどき作り手側の計算が露骨に見えてしまって鼻につくこともないでは
ありませんが、本作以降に書かれたこの種の作品は、ほとんど『うる星やつ
ら』を踏襲しているように思えます。やはり偉大な作品ですね。

　ふと思ったのですが、少女マンガではこのパターンは思い当たらないです
ね。この構造の話は女の子には受けないものなのでしょうか。
　それとも、わたしが不勉強なだけで、実は存在するのでしょうか。

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　◇ (ccc(　ノ　始祖鳥 ◇　http://www.aay.mtci.ne.jp/~dinosaur/
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　lunaさん、わざわざお知らせくださってありがとうございます。

　件の声優さんは、井上倫宏さんというかたなのですね。まだＥＲもマスター
キートンも見ていないので、どんな声はわからないのですが、洋画の吹き替え
をされている声優さんは達者なかたが多いので、拝聴するのが楽しみです。

　わたしの住んでいるところはテレビ東京は見られないのですが、ＮＨＫは映
るので、今後ＥＲはチェックしようと思っています。わたしの生活のパターン
からしてリアルタイムで見ることはむずかしいですが、そこはタイマー録画に
活躍してもらうことにしましょう。

　あ、その前にビデオテープを買ってこなければなりません。
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　デモステネスさん、ようこそいらっしゃいました。
　先日はありがとうございます。

　デスラー総統はすばらしいですね。わたしは『さらば宇宙戦艦ヤマト』
での総統の最期に涙したひとりです。ですから、『ヤマト３』には納得が
いきませんでした。
　無印ガンダムの悪役ではシャア少佐も良いのですが、ランバ・ラルが
気に入っています。気骨ある、そして実力のある在野の武将というのは
素敵ですね。まさに主人公の反対側に位置させてこそ輝くキャラクター
でありましょう。
　ラオウ没後の『北斗の拳』はまったく盛り上がりませんでしたね。

　悪役は、主人公側よりも、はるかに行動が自由だと思います。
　正義の味方は建前で生きている人種ですから、人の道に外れたことを
するわけにはいきませんが、悪役のほうは、善行をなしてもいっこうに
かまわないということはありますね。それどころか、むしろキャラクター
に深みが出るということさえあるかもしれません。

　また、主人公側は読者の共感を得なければならない必要上、なにかしら
弱い部分をかきこむ必要がありますが、悪役の場合はそもそもそれをする
必要がなく、完膚なきまでに格好よく強靭なキャラクターにしても、それ
ほど浮きあがってしまわないというのもすてきです。

　それこそ悪役は『なんでもあり』の権化のようなものですが、そこに
悪役なりのモラルがあったりポリシーがあったりしたときなど、なにか
こう、胸に来るものがあります。

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　こんなこと書いていてると総務とかに摘発されるかもしれない。
　さて。
　異性との同居ネタは少女マンガでもよくあるパターンです。いわゆる「気になるアイツは居候」
というパターンですね。宇宙人、というのはわりと少ないですが、ほんとは王子様とか実はアイドル
とかいうのはあります。
　「うる星やつら」は確かによくできています。あの構造はあまりにもよくできているので、「らんま
１／２」でおんなじことやったのにもかかわらず、長期連載に耐えることができました。問題があ
るとすれば、「うる星」でもそうですが、「第一話の決着」をつけることでしか終われない、という
ところですね。何百話もかけていながら、主人公達は第一話のとなりにしか移動できていない
んです。
　でも、高橋留美子は「炎トリッパー」のようなストーリー性の強い短編も描ける作家です。
　だから、計算ずくでお祭騒ぎをやっているわけですよね。たいした作家だと思います。

>何百話もかけていながら、主人公達は第一話のとなりにしか移動できて
 いないんです。
　という、琴鳴さんの書き込みを見て思い浮かんだのがこの言葉。
ひょっとして高橋留美子は稀代のソフィストなのかもしれません。
　何がなんでもおちがなければ気がすまない私としては、延々引き伸ばし
というのは大概は耐えられないのですが、高橋留美子は例外。プロの仕事
ですね。
＞始祖鳥さん
　悪役は何でもあり、というお言葉に感服しました。でもって、マッド・エンジ
ニアＱというもの全く同意します。なんか、こう、使ってやりたいなあ。
（なんでも創作につなげる私）
　しかし時間が・・・。労働基準法適用除外職業、毎日12時間労働、って
いうのが、ねえ。

　琴鳴さん、件のパターンは少女マンガにもあったのですね。今にいたるまで
まったく知りませんでした。
　この事実は、さっそく本国の情報部に報告せねばなりますまい。良い情報を
とどけると、情報部員バッジがもらえるのです。当然ながら、番組のフィナー
レをかざるイラストコーナーに投稿するために、ハガキの準備もぬかりありま
せん。

　そうそう、『うる星やつら』の話ですが、あの構造は、基幹構造さえしっか
りしていれば、それこそキャラクター（とかけあいの組み合わせ）を増やして
いくだけで、レンガを積むように作品を構築できてしまう、空恐ろしいほどの
フレキシビリティを持っています。
　しかし、あの構造は良くできている反面、登場人物がインフレーションを起
こしていることを読者に感じさせたり、話がとめどなく拡散する危険性をはら
んでいるのも事実かもしれません。そこは作家の持つバランス感覚と計算でお
ぎなって――と言葉にするのは簡単なことですが、これをものにできるバラン
ス感覚をもつ作家というのはあまり多くは多くは思いあたらないですね。

　このパターンの作品で、わたしが『うる星やつら』の対極に位置すると思っ
ているのが、鴨川つばめの『マカロニほうれん荘』です。これもスラップス
ティック系の大傑作ですが、この作品のおもしろさはどうも緻密に計算された
ものではないようにみえます。この作家さんは、なかば本能的にこのパターン
をつくりあげたのでしょう。
　発表年次から考えると、この作品が『うる星』になんらかの影響をあたえた
可能性もありますね。キンドウさん（こう書くとエヴァの登場人物のようです）
は、じつにいいキャラクターです。(^^;

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　デモステネスさん、発表のほうは無事終えられたのでしょうか。
　あいかわらずお忙しいようですね。

　Ｑのすばらしさについては、わたしは声を高くして語らせていただきます。
　一般的に、この種のキャラクターは新たな原理を発見し、それにもとづいて
画期的な兵器をつくるというのが定石ですが、Ｑの凄いところは、すでに実用
化されている技術を組み合わせて、観客が思わず椅子からずり落ちるような、
インパクトのある『作品』を作ってしまう点にあると思っています。
　わたしがかれを『マッド・サイエンティスト』ではなく『マッド・エンジニ
ア』と評価している根拠は実にここの点にあるのです。
　Ｑは、ロジャー・ムーアの頃が一番あやしい仕事をしていて好きでした。まっ
たく最近のかれはどうしてしまったのでしょう。

　この話題がでたのは松島の瑞ガン寺でのことだったと思うのですが、そもそ
もどこからこの話題がでてきたのでしょう。思い出せません。(^^;

　例のマッド・サイエンティストものを楽しみにしていますね。

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ここの会話の結果から、現在執筆中のマッド・サイエンティスト、宗谷博士
の助手は『スコットランド人のマッド・エンジニア、クインシー・マクガイバー』
とすることにしました。
”Ｑ”で”、”マクガイバー”で、”Ｍ”なわけです。いいネーミングでしょう。　（笑）

　ところで肝心の話が止まっております。というのも、今日、「参考文献を買
いに行きたいので今日は帰ります」といって、レポートの方ではなく、マッド・
サイエンティストの参考文献を買いに丸善、紀伊国屋、旭屋を巡回したの
ですが、あろうことか求める文献なし。どうぶつ社の生物図鑑も売ってない
体たらくときて、頭抱えてしまったのでお知恵を貸していただきたいのです。

　今回のオチは「化石の同定」です。Ｑが造ったDNA再生装置から、化石
（当然中生界です）が再生され、ドイツ人、中国人、宗谷博士の３人が
それぞれの立場から同定の議論をするのですが、その中で再生してみたら
鳥だった化石があった、という設定を考えています。で、質問というのが

１　鳥類、neopiIina、肺魚の化石が同時に発掘される場所がありますか
　　ない場合は、どこぞの博物館のお蔵入りを引っ張りだしたことにしますが、
　　いかにもそれらしい博物館がありましたら教えてください。
２　古鳥亜綱という分類は未だに通説でしょうか。
３　古鳥亜綱は１目１科ということなのですが、Archeaopteryx以外で飛ぶ鳥
　　の属をなんでもいいから教えてください
４　「ゴビ砂漠の恐竜たち」（青土社）を読んだところ、竜盤類獣形類が鳥の
　　先祖、という説をとっていたのですが、これが今のところの通説でしょうか。
　　昔はこやつらは哺乳類の先祖で、鳥類は鳥盤類から進化、ということだ
　　ったと記憶しているのですが。
５　現生鳥類で、もっとも原始的な形を残しているのは、何目何科でしょう。
　　サイズの割には知能程度が低く、長距離飛翔能力、高速飛翔能力に
　　乏しい、ということでキジ目か？ツメバケイがキジ目だし、　などと考えて
　　いるのですが。

　以上、よろしく御教授ください。m(._ _)m　　　　　デモステネス

　わりと有名な話ですが、鴨川つばめはこわれましたねえ。わたし、
リアルタイムで連載開始から読んでて、はまって、コミックスとか
も買い続け、アレをマネした自作のマンガもどきを書きなぐっていた
小学生だったんですが、その目からしても、ある時期からのあの作品
は崩壊していました。
　のちに、パート２なんかも描いてたみたいですが、死ぬほどつまら
なかったです。
　わりと最近、どっかの雑誌に鴨川さんが描いているのを立ち読み
しましたが、これも痛いほどおもしろくなかったです。
　彼は、どっかしらで死んでしまったのでしょうねえ。でも、人生は
まだまだ続くのでべつの道でがんばってほしいです。
　ギャグ系の漫画家って、ストーリー系よりもまちがいなく寿命が
短いですね。赤塚不二夫は例外中の例外ですが、それでもかつての
おもしろさはない。ほかの作家たちもいいのはひとつかふたつで、
あとは駄作か、ストーリー系へ転身するか、ですね。政治的妄想家に
なっちゃった人もいますね。
　ギャグマンガで、いまはこれ、というのはなんでしょうかね。

　デモステネスさん、こんにちは。
　ご質問の件、了解しました。回答させていただきます。

>１　鳥類、neopiIina、肺魚の化石が同時に発掘される場所がありますか
>　　ない場合は、どこぞの博物館のお蔵入りを引っ張りだしたことにしますが、
>　　いかにもそれらしい博物館がありましたら教えてください。

　ピリナは古生代に繁栄した生き物で、中生代の地層からはもっと進化した軟体
動物――良く知られているアンモナイトや現代的な巻き貝や二枚貝、イカの甲の
化石などが発見されます。中生代においては、生きた化石だったでしょう。
　ですから、中生代ジュラ紀に出現した（三畳紀という説もあります）鳥と一緒
の地層から出てくるのはむずかしそうです。しかし、有明海の泥干潟にはいまだ
に５億年前のかたちをとどめるシャミセンガイがいますし、現にピリナの仲間は
現代もneopilinaというかたちで生き残っているので、可能性はあります。
　出てくるとしたら、かつて泥干潟のような海浜地帯だったゾルンホーヘン（始
祖鳥の発掘地）あたりが考えられますが、塩水環境下では淡水性のハイギョが暮
らせないですね。
　淡水性のピリナ（可能性はあります）というものを仮定しても良いのでしたら、
中国福建省の発掘地（ここで孔子鳥が発見されています）はもとは淡水湖だった
ことが知られていますが、いかがでしょうか。

　有名どころの古生物関係の博物館のリストは、必要でしたら別載します。

　そうそう、この三者は化石資料として意外な取り合わせであるいうことを考え
ると、好事家のコレクションを『善意で（本当かどうか怪しい）』寄贈してもら
うというのもいいかもしれませんね。ちなみに、史上もっとも状態の良い始祖鳥
化石は、好事家の手に渡ったきり行方不明だそうです。

>２　古鳥亜綱という分類は未だに通説でしょうか。

　『古鳥亜綱』という分類は今でも有効ですが、古鳥亜綱が新鳥亜綱の直接の先
祖であるという意味は持っていません。

>３　古鳥亜綱は１目１科ということなのですが、Archeaopteryx以外で飛ぶ鳥
>　　の属をなんでもいいから教えてください

　古鳥亜綱は１目１科ですが、その Archeaopteryx には２種が確認されています。
　ひとつめがよく知られている『リトグラフィカ』（lithographica:活版印刷の、
リトグラフの、という意味です）で、もうひとつが『ババリカ』で、語感の示す
とおり、『ババリア産の』という意味です。ラテン語ではないので正確な綴りを
調べられませんでした。ドイツの地図を見たらわかったかも、とこれを書いてい
る途中で思いつきました。(^^;

　後者にはよく発達した胸骨がある（つまり『ババリカ』のほうが『リトグラフィ
カ』よりも飛行能力にまさっている）ことから、ミュンヘン博物館のペーター・
ベルンホーファー博士と、イエール大学のジョン・オストロム博士（恐竜恒温動
物説の火付け役となった小型獣脚恐竜『ディノニクス』の発見者）によって別種
と同定されました。

　この関係の話題では、最近目を離せないのが中国です。鳥とも恐竜ともつかな
い、羽毛のはえた獣脚類／鳥類が、ここ最近に次々と記載されています。
　白亜紀前記の地層から、シノルニス(Sinornis)や孔子鳥(confuciusornis sanctus)、
さらに鳥に似た獣脚類も含めるならシノサウロプテリクス（中華竜鳥）、あるいは
このあいだ発見されたプロトアルカエオプテリクス(原始祖鳥：Protarchaeopteryx
 robusta)やカウディプテリクス(尾羽鳥：Caudipteryx zoui)などがありますね。
　（※これらについては当地の６月２５日以降の日記でも解説しています。）

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　デモステネスさん、こんにちは。
　前段の続きです。

>４　「ゴビ砂漠の恐竜たち」（青土社）を読んだところ、竜盤類獣形類が鳥の
>　　先祖、という説をとっていたのですが、これが今のところの通説でしょうか。
>　　昔はこやつらは哺乳類の先祖で、鳥類は鳥盤類から進化、ということだ
>　　ったと記憶しているのですが。

　哺乳類の先祖は『獣弓類』と呼ばれる仲間で、『獣脚類（恐竜）』とは中生代
に入る以前の段階でたもとを分かっています。竜盤類という分類は、現在は事実
上意味を持っていません。獣脚類（ティラノサウルス、ディノニクスなど）と竜
脚類（ブラキオサウルス、アパトサウルスなど）はあきらかに系統が異なるため
です。
　鳥盤類恐竜の骨盤が鳥のようなかたちをしているのは収斂の結果で、直接の類
縁はないようです。鳥盤類の恐竜の恥骨があたかもとりのそれのように後退して
いるのは、かれらが草食性の動物であったため、腸をおさめる空間を必要とした
ためだというのが定説です。
　それに対して、『鳥の先祖であるかもしれない』小型獣脚類の恥骨はどうかと
いうと、これもやはり後退する傾向を示しています。こちらのほうは足の強化に
ともない、大腿部の筋肉を逃がすスペースを確保する都合から恥骨がうしろに追
いやられたようです。

　『鳥は恐竜（獣脚類）の子孫か』という命題ですが、これには明確な結論が出
ていません。このあたりは、いままさに激論が戦わせられているところで、くわ
しくご説明したいのですが、きりがなくなりそうなので今回は割愛させていただ
きます。

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