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始祖鳥生息地掲示板
始祖鳥生息地掲示板・バックナンバー
(2000年3月24日(金)~5月20日(土) 掲載分)

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[タイトル一覧] [始祖鳥生息地へ]

#151『リンクさせていただきました』始祖鳥2000年4月2日(日)
#152『ご質問について(1)』始祖鳥2000年4月2日(日)
#153『ご質問について(2)』始祖鳥2000年4月2日(日)
#154『ご質問について(3)』始祖鳥2000年4月2日(日)
#155『相互リンク』我輩2000年4月2日(日)
#156『メガテリウムとは』デモステネス2000年4月3日(月)
#157『なんとお!!』掘り返すヒト2000年4月15日(土)
#158『おおっ、「ティコ」だぁっ!』ピンキー こば2000年4月15日(土)
#159『タイトル画像をさしかえました』始祖鳥2000年4月15日(土)
#160『今後ともよろしくおねがいします』始祖鳥2000年4月15日(土)
#161『『スパイの誇り』読了しました』始祖鳥2000年4月15日(土)
#162『飛行機ばなし』始祖鳥2000年4月15日(土)
#163『小説版『~ティコ』の手触り』始祖鳥2000年4月15日(土)
#164『顔立ちがよいせいだろう』デモステネス2000年4月17日(月)
#165『すいません、見たこと無いです』我輩2000年4月17日(月)
#166『『~ティコ』はすばらしいですよね』始祖鳥2000年4月17日(月)
#167『女王陛下の脱出航路』始祖鳥2000年4月17日(月)
#168『百式司令部偵察機』始祖鳥2000年4月17日(月)
#169『等身大の冒険アニメ』始祖鳥2000年4月17日(月)
#170『宇宙関連の資料』始祖鳥2000年4月17日(月)
#171『ありゃりゃりゃ』我輩2000年4月18日(火)
#172『えっと』える@通りすがり(ウソ)2000年4月20日(木)
#173『図鑑の話』始祖鳥2000年4月21日(金)
#174『資料で苦労する話』始祖鳥2000年4月21日(金)
#175『ご無沙汰をしております』始祖鳥2000年4月21日(金)
#176『嘘から出たまこと?』我輩2000年4月23日(日)
#177『続報(一部訂正)』える2000年4月25日(火)
#178『ワンダフル・ライフ』始祖鳥2000年4月25日(火)
#179『祝・再放送』始祖鳥2000年4月25日(火)
#180『wonderful lives』デモステネス2000年4月27日(木)
#181『ワンダフル・ライフ』始祖鳥2000年4月30日(日)
#182『Nature のこと』始祖鳥2000年4月30日(日)
#183『休日出勤はイヤだねぇ』我輩2000年5月5日(金)
#184『おつかれさまです(^^;』始祖鳥2000年5月6日(土)
#185『もうすぐ一万ヒットですね』我輩2000年5月7日(日)
#186『前線停滞中』デモステネス2000年5月7日(日)
#187『スペースシャトルの着陸距離(2)』始祖鳥2000年5月11日(木)
#188『鳥の個性』始祖鳥2000年5月11日(木)
#189『もしも『七つの海のティコ』が富野作品だったら』始祖鳥2000年5月11日(木)
#190『こんにちは』佐渡屋2000年5月12日(金)
#191『スペースシャトル』楡岡 輝山2000年5月12日(金)
#192『ご報告ありがとうございます』始祖鳥2000年5月13日(土)
#193『ご教示ありがとうございます』始祖鳥2000年5月13日(土)
#194『写真を整理中に発見しました』始祖鳥2000年5月13日(土)
#195『おめでとうございます』我輩2000年5月14日(日)
#196『お祝いありがとうございます』始祖鳥2000年5月16日(火)
#197『なさそうでありそうなあってほしくない話』デモステネス2000年5月17日(水)
#198『おつかれさまです』始祖鳥2000年5月17日(水)
#199『訂正です』始祖鳥2000年5月17日(水)
#200『ムドゥングムグ』デモステネス2000年5月20日(土)

リンクさせていただきました
 我輩さん、こんにちは。

 さっそくリンクさせていただきました。紹介文などに不備や至らない点がありましたらどうぞご指摘ください。

 http://www.aay.mtci.ne.jp/~dinosaur/link/

 それから、わたしの感想ですが、どうぞご自由に転送なさってください。(^-^)

 あたらしい企画、拝見しました。
 絵がお上手なのは言うまでもありませんが、キャラクターに魂がはいっていますね。キャラクターに対して愛がなければ、決してこういう絵は描けないと思います。わたしもこういう姿勢で絵を描きたいです。お話の途中のクリックボタンを押すことで表情がかわるアイデアもいいですね。

 ご質問についてですが、以下のように整理してみました。

 ・スペースシャトルの滑走距離
 ・着陸時に滑走路が必要なのはなぜか
 ・一般的にいって、速く飛ぶ飛行機は長い滑走路を必要とするのはなぜか
 ・たくさん積んでいる飛行機が長い滑走路を必要とするのはなぜか

 説明の都合上、順番を変えてお答えさせていただくことを了承ください。
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 ◇ (ccc( ノ 始祖鳥 ◇ http://www.aay.mtci.ne.jp/~dinosaur/
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Name : 始祖鳥(151) (2000/4/2/日/21/19)


ご質問について(1)
 前の発言の続きです。

(1)たくさん積んでいる飛行機が長い滑走路を必要とするのはなぜか

 まず、重量が離着陸におよぼす影響についてですね。
 結論からいえば以下のようになります。

●機体が重い場合
(i)着陸
 いつもより重い機体を支えるに足る揚力が必要→
 同じ速度で飛ぶ場合、いつもよりも大きな迎え角が必要=失速速度が増加→
 したがって着陸距離が増加
(ii)離陸
 いつもより重い機体が浮き上がるためにはさらに揚力が必要→
 離陸速度が増加→
 離陸距離が増加

●機体が軽い場合
 上記『~重い場合』の逆です。

 以下は、なぜ上記のようになるのかという理由です。(離陸の場合はおそらく感覚でわかると思いますので説明は割愛します。また、説明をシンプルにするために、今回はフラップやスラットなどの高揚力装置についてはふれていません。)

【迎え角】
 失速について説明するためには、まず迎え角についてお話しなければなりません。
 迎え角(Angle of Attack)とは、飛行機の進行方向に対しての気流の角度です。さらに正確に言えば『空気の流れに対しての翼の角度』のことです。
 たとえば、機首をあげながら水平飛行をした場合は『迎え角』があります。進行方向に対して翼が上を向いているからです。逆に、上昇、下降中でも気流と翼の軸線が一致していれば(まっすぐ飛んでいれば)、迎え角はゼロ、ということになります。
 迎え角が増えるにつれ、揚力も増していきますが、ある角度を超えると気流がはがれてしまいます。これを失速(Stall)といい、そのときの角度を失速角(Stalling Angle)とよびます。『失速速度』はそのときの条件、たとえば気圧、気温、高度、機体の重量、状態などによって変わりますが、翼の状態が一定ならば、失速するときの迎え角はつねに一定です。

【速度と揚力の関係】
 揚力は気流があたる速度の二乗に比例します。(※1)
 つまり、ゆっくり飛んでいるときに速く飛んでいるときと同等の揚力を得るためには、迎え角を大きくする必要があります。

【上記二点について】
 積荷の重い飛行機と軽い飛行機が同じ速度で水平に飛んでいるときは、重い飛行機のほうが迎え角が大きくなります。支えるべき機体の重さが大きいため、余分に揚力が必要となるからです。そして、この状態でだんだん速度を落としていった場合、重いほうの飛行機が先に失速角に達してしまいます。つまり、重い飛行機のほうが失速速度が高いということになります。

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Name : 始祖鳥(152) (2000/4/2/日/21/20)


ご質問について(2)
 前の発言の続きです。

(2)着陸時に滑走路が必要なのはなぜか

 前項(1)でもお話しましたが、揚力のみに頼る限り、飛行機は失速速度以下で飛ぶことはできません。着陸する飛行機にとって滑走路とは、失速速度付近からゼロにまで速度を落とすための減速路なのです。失速速度が低ければ低いほど減速する手間がかかりませんから、滑走路は短くてすみます。
 では、ヘリコプターはなぜ滑走路がいらないのかと思われるかもしれません。それは、ヘリコプターには(飛行機のような意味での)失速速度がないからです。視点を変えれば、ヘリコプターのような回転翼機は、『積極的に』翼に気流をあてることによって揚力を発生し、空中に浮いている――という見方もできます。つまり回転翼機というのは、羽ばたき飛行機の代案のようなものなのですよね。
(補足しますが、飛行機のなかにもBAeハリアー戦闘攻撃機のように推力をつかって浮くものもあります。これは飛んでいるというよりは、浮いているというほうが正確でしょう。)

(3)一般的にいって、速く飛ぶ飛行機は長い滑走路を必要とするのはなぜか

 翼は飛行機が飛ぶためにもっとも重要な部分ですが、同時に大きな空気抵抗をつくりだすところでもあります。
 前項(1)で、揚力は気流があたる速度の二乗に比例することをお話しましたが、これを別の面で考えるなら、スピードさえ速ければ、飛行機は小さな翼でも十分飛ぶことができるということでもあります。ならば、空気抵抗となる『翼』はなるべく小さなほうが有利ですから、高速機になればなるほど相対的に翼が小さくなっていくのが普通です。
 しかし、逆に言えば、こういう翼ではゆっくり飛ぶことができません。つまり、失速速度はあがってしまい、着陸滑走距離はのびてしまいます。
 離陸する場合も、十分な揚力を発生するだけの速度が余分に必要なために、離陸滑走距離も伸びるのが普通です。ただし、離陸速度が高くても、飛行機の加速能力が高ければ滑走路は短くてすみます。F-15クラスになると、アフターバーナーを焚いて水平に加速すると、滑走路の端で音速を超えてしまうらしいです。いまどきの戦闘機が離陸後にとんでもない角度で上昇するのは、けっして格好をつけているわけではなく(^^;、こうでもしないと低い高度で音速を超えてしまい、地上に衝撃波の被害がおよぶからだと以前聞きました。離陸後の上昇から水平飛行に戻す場合も、一度背面飛行にしてから水平飛行にうつるのだそうです。こうしないとマイナスGでパイロットが失神してしまうらしいですね。
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Name : 始祖鳥(153) (2000/4/2/日/21/20)


ご質問について(3)
 前の発言の続きです。

(4)スペースシャトルの滑走距離

 これについては、具体的なデータは見つけられませんでした。m(__)m
 ただし、普通の飛行機よりは相当長いのではないかと思います。以下はその理由です。
 スペースシャトルはデルタ翼を採用しています。これは上面から見たときにちょうど三角形をしていることからこう呼ばれていすのですが、頑丈で軽量に作れ、抵抗の少なく、超音速飛行にたいへん適した翼型です。ただし欠点はいくつかありまして、速度域によって前後の重心が変わりやすいこと、そして高揚力装置(フラップなどの失速速度をさげるための装置)がとりつけにくいことがあげられます。つまり、スラットのような前縁につけるタイプのものならともかく、主翼の後縁が舵(エレボン)で占領されてしまっているため、フラップをつける余地がありません。大抵のデルタ翼機の舵はフラッペロンといってフラップの働きをかねるような仕組みになっていますが、ファウラー式のような高性能のフラップには及ぶべくもありません。
 そして、スペースシャトルには逆噴射装置もついていませんし、減速手段はドラッグシュートと車輪ブレーキ(もしかするとエアブレーキ)だけですから、オービターの着陸距離は(大きさで言えば同等の)737などの数倍に近いのではないかと思います。

【注釈】
※1 ファウラー式フラップ
 後ろにせりでて翼面積を同時に増やす型のフラップで、旅客機のフラップはたいていこの方式です。高揚力装置の概要はWW2でほぼ完成され、以降は基本的に進歩していません。

※2 デルタ翼機の特性
 デルタ翼機には、着陸時の(あるいは失速時)迎え角が高くなる傾向があります。
 このため、ダブルデルタ翼のサーブ社のドラケン戦闘機(エリア88の5~6巻あたりで主人公が乗っていた戦闘機)には、着陸のときに尻尾を地面にこすらないように、引き込み式の尾輪がついています。
 また、着陸時の迎え角が高いということは前が見えなくなってしまうということでもあり、超音速旅客機コンコルドでは鼻先を折り曲げることで対処しています。また、前述の『ドラケン』の複座型では後ろの座席に前を潜望鏡がついていたり、その後継機の『ヴィゲン』の複座型は後部座席を一段高くしたりしています。

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Name : 始祖鳥(154) (2000/4/2/日/21/21)


相互リンク
 こんばんわ、我輩であります。

>始祖鳥さん
 大変詳細、かつ分かりやすい説明、本当にありがとうございます。これは力作だ、とダウンロードさせていただきました。何か少し賢くなったような気がします。(笑)

 オービターの着陸は大変難しいと何かで見ていました。飛行機とそんなに変わらないはずなのに、と思っていました。他にもコンコルドの機首部分は何故折れるのか、とか……。色々と得心できました。2度目ですが、本当にありがとうございます。ああ、ネットでこの感謝の意をどうしたら伝えられるのでしょう!

>リンク
 リンクありがとうございます。こちらもリンクしました。
 こちらこそ、紹介などにまずいところがありましたら教えてください。我が輩はありません、つーか身に余る紹介ですね。(笑)
http://www.eurus.dti.ne.jp/~wagahai

Name : 我輩(155) (2000/4/2/日/23/39)


メガテリウムとは
 実は超重量級戦車マウス-第三帝国崩壊時、戦局挽回の切り札として開発
されていた試作戦車-の設計図が持ち出され、ここパタゴニアで実験が重ね
られていたのだ。車体の8割が完成し、後は射撃管制装置の搭載を待つだけ
なのだが、あの忌ま忌ましい緑の党と、アイルランド人は、意図的ではない
にしろ、こちらの中枢神経を直撃したのだ。」

 で、最後は「・・・そして要約すれば、これは昔からよくある物語の
一つに過ぎなかった。ニコラス・クレイ、クライド・オハラ、自然に挑み、
今回に関しては自然を制した男達。しかし、それがつまるところ、それでは
彼らが何を成し遂げたというのであろうか?・・・」

 で終わるんですよね (^o^)

・時々は天才
 ぶわははは。確かに。マクリーンだと昔は、に変わるのだけれど
ヒギンズの場合は将に。
 
>どんなに気合をいれて演技しても足を折ることはまずないから、
>これを聞いた役者さんは気が楽になる (改行位置変更しました)

 なるほど、これは初めて知りました。しかし、まあ、なんという元気
づけの言葉だ。ちょっと日本語では思い当たらないような表現ですね。
それにつけても我が友ヴァルターもろくでもない。(笑)
 デヴリンもこれはどうしたって言い返しに帰って来なければなるまいと
思ったに違いない。

Name : デモステネス(156) (2000/4/3/月/01/18)


なんとお!!
はじめまして。
このページが、はじめて到達したページというくらいの初心者です。
びっくりしました。まさか今の自分を構成するものの約半分が収まったページに遭遇するとは・・・。
しかもつい最近読んだばっかりですよ。「ティコ」小説版!

Name : 掘り返すヒト(157) (2000/4/15/土/13/56)


おおっ、「ティコ」だぁっ!
はじめまして!ピンキー こば という者です。
「七つの海のティコ」は、私にとってはとても思いで深い作品です。
ちょうど、私が中1の時に見たんですが、1話目ではまりました!
「ティコ」にはかなりはまってしまい、小説はもちろんCDも買い揃え、
ケイブンシャの本(題名忘れた)も持ってます。とにかく「ティコ」には
心の底からはまりまくりました。で、「ティコ」を見てから海に憧れ、海
に関わる仕事に就きたいと思い、もうすぐその夢も叶います。
「ティコ」は本当にいいです。というか、この掲示板に出会えてよかったです。
わけの分からない文章になってしまいましたが、とにかく「ティコ」を愛する
方々がこんなにもたくさんいたということで感激ですっ!!

Name : ピンキー こば(158) (2000/4/15/土/21/22)


タイトル画像をさしかえました
 今度のタイトル画像は、全米科学財団・合衆国南極計画の南極観測船『NATHANIEL B. PALMER』です。昨年の年末に、リトルトン港(クライストチャーチの外港)で撮りました。クライストチャーチは南極観測の拠点なのです。
 球形の巨大な気象レーダーをはじめとする多種多様なレーダーや、後ろに装備した巨大なウインチ、作業用の巨大なボートをわきにつりさげた姿はいかにも観測船です。砕氷船だけあって、船体そのものも普通の船とはたたずまいが違いました。

 船といえば、このあいだ復元されたエンデバー号(帆船)がこのリトルトン港に来ていたらしいのですが、試験期間ともろに重なってしまい、残念ながら見にいくことができませんでした。(^^;

 それから、タイトル画面の上に、この掲示板の過去ログへのリンクを追加しました。

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Name : 始祖鳥(159) (2000/4/15/土/22/52)


今後ともよろしくおねがいします
 我輩さん、こんにちは。

 先のわたしの駄文を、さきほどあらためて読み返してみたのですが、誤字脱字や意味不明瞭な表現だらけで赤面しました。しっかり推敲してから書きこむべきだったですね。
 あの文章がわかりやすかったとするなら、我輩さんの読解力のおかげでしょう。(^^;

【スペースシャトルの着陸が難しいこと】
 あるいは、オービターの着陸はやりなおしがきかないこともあるかもしれません。帰り道のオービターは単なる性能の悪いグライダーなのですよね。(^^;
 そういえば、昔、ドイツにMe163というロケット戦闘機がありましたが、これとオービターの着陸は共通するものがあるような気がします。このロケット戦闘機は敵との速度差がありすぎて機関砲があたらないというくらい、隔絶した性能を持っていたのですが、残念なことにわずか数分で燃料が切れてしまうという弱点があり(^^;、事実上はロケット打ち上げ式のグライダー戦闘機だったようです。この戦闘機はオービターと同じように無尾翼で、やはり着陸は難しかったそうです。高速のグライダー機の宿命でしょうか。
 このMe163の厄介な点は着陸だけというわけでもなく、プロペラント(推進剤)に劇薬(うろおぼえですが、たしか水化ヒドラジンと過酸化水素水だったと思います)を使っているためいつ爆発するかわからず、万一推進剤が漏れでもしたらパイロットが溶けてしまうという恐ろしい飛行機だったそうです。

【リンクの件】
 リンクしていただきありがとうございます。
 こちらも『情報統制府』をあらためて『相互リンク』のコーナーに追加させていただきました。
 『情報統制府』のデザインはすばらしいです。わたしも当ホームページのデザインを何とかしたいと思うのですが、どこから手をつけて良いかわからず、いつも表紙だけで力尽きてしまいます。(^^;

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Name : 始祖鳥(160) (2000/4/15/土/22/53)


『スパイの誇り』読了しました
 デモステネスさん、こんにちは。

【メガテリウム作戦(仮題)】
 今になって一番笑えるのは、これをマンガで描こうとしていたことです。(^^;
 自分の画力を考えろよ、わたし。

> で、最後は「・・・そして要約すれば、これは昔からよくある物語の
>一つに過ぎなかった。

 このセンテンスはつい最近出会ったような気がするのですが、悲しいことに出典が思い出せません。(;_;) ライアルやヒギンズは風景描写で物語をしめる(でもデヴリンものは座談会で終わる)イメージがありますから、このノリはマクリーンかイネスでしょうか。

【時々は天才】
 外したときはラブコメ作家になってしまうヒギンズですが、一発あてたときの作品はすごいですよね。もう読者として降参するほかありません。
 マクリーンは『~ユリシーズ号』と『ナバロン~』が最高でしたね。特に前者は、当時の冒険小説の流れを変えてしまうほどのインパクトがあったほどの作品だと聞きますから、これほどの処女作を書いてしまったマクリーンは後がつらかったでしょうね。

【スパイの誇り】
 ついに読了しました。やはりライアルはどの作品を読んでもおもしろいです。
 ライアル作品の女性は格好いいです。道具へのこだわりと描写の巧みさも相変わらずで嬉しくなります。ラスト近くに登場した『アメリカ式の、ベルギーでつくられた拳銃』とは、やはり『あれ』のことなのでしょうか。

 ただ、主人公の人物造形は、いままでのライアルのそれとすこし趣きが異なります。仕事に関して一流のプロフェッショナルなのは今までどおりなのですが、仕事そのものにたいする考えかたが違うような気がするのです。

 『きみのいいたいことはわかる。スパイの活動は公正なものではない、というような子供じみた考えはない。だが、やりたくないのに道路を掃除し、ドブをさらうことならおれは認めることができる』
(『スパイの誇り』 ギャビン・ライアル 石田善彦訳 早川書房 P350より引用)

 ――大人ですよねえ。(嘆息)
 経費の交渉のくだりにも感じ入るものがありました。

 わたしの場合は、駄菓子屋で買った『スパイセット(中には文字が見えないインクとか水に溶ける紙が入っている)』で遊んだり、『スパイ大作戦』や『007』などの映像作品で刷り込まれているためか、スパイというものにそれほどネガティブなイメージを持っていなかったのですが、スパイとは、忍者や戦闘機パイロットと同じくらい卑怯な仕事なのですよね。
 忍者の卑怯さは言うに及びませんが、戦闘機パイロットの真髄は『相手に気づかれる前に撃墜する』ことにあるのですからやっぱり卑怯です。(^^;
 その点、救難機のパイロットはすばらしいですね。WW2当時、米軍救難部隊の飛行艇パイロットには、味方救援のために東京湾に着水したひともいたそうです。でも、自分自身の勇気をためされつづけるという点では、これだけつらい任務もないかもしれません。『あのとき降りていれば救助できたのに』というような状況は日常茶飯事でしょう。
 しかし、ここで『アルコール中毒の救難飛行艇パイロット』というキャラクターを考え始めるあたり、わたしはかなりライアルに毒されているかもしれません。
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Name : 始祖鳥(161) (2000/4/15/土/22/54)


飛行機ばなし
 文字数が多すぎると怒られてしまいました。続きです

【飛行機ばなし】
 先月号の古典機専門の航空雑誌『FlyPast』にキ46(百式司令部偵察機)の7ページにわたる特集記事が載っていました。

『第二次世界大戦の軍用機の目録に、三菱キ46型が含まれていることは少ない。たいへんに不公正な評価である。この飛行機はスピットファイアやBf109と並び称されるべきものなのだ。』(拙訳)

 この書き出しで始まり、あとはもうべた褒めでした。なんだか嬉しかったです。

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Name : 始祖鳥(162) (2000/4/15/土/22/56)


小説版『~ティコ』の手触り
 掘り返すヒト さん、はじめまして。始祖鳥と申します。

 書きこみありがとうございます。書きこみには勇気が必要だったのではないでしょうか。
 というのは、以前わたしはとある掲示板で発言しようとしたことがあるのですが、すべての項目をうめて送信ボタンを押した瞬間、突然表示されたダイアログボックスに不吉な文字が表示されました。
 『この送信内容は誰かに悪用される危険があります。それでも送信しますか。(大意)』
 ここまで脅されたうえで、OKボタンを押す勇気は――インターネットの仕組みをまだ理解していなかったころのわたしには――もちろんありませんでした。(^^;
 あらためて、書きこみありがとうございます。

>びっくりしました。まさか今の自分を構成するものの約半分が収まったページに遭遇するとは・・・。

 嬉しいです。おそらく興味の対象が一致しているということでしょうね。
 当地に来られるつい先日に『~ティコ』小説版を読まれたとは、偶然とはおもしろいものですね。小説版にはアニメーションと違ったおもしろさがあり、絶版が惜しい作品です。できれば再販して欲しいです。
 話はそれますが、小説版のティコは、『遠い海から来たCOO』と遺伝子を共有しているように感じるのはわたしだけでしょうか。もちろん両者のパッケージングはまったく違いますが、どことなく作品の手触りが似ているような気がします。

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Name : 始祖鳥(163) (2000/4/15/土/22/56)


顔立ちがよいせいだろう
パワーでなんとかしてしまうサンダーボルトとかスカイレーダーと
いうのもありますが、名機といわれる飛行機はシルエットが美しい。
空力上、無駄のないシルエットにしなければならないので必然といえば
必然なのでしょうが、日本軍機はエンジンが非力なだけに機体設計で
カヴァーするしかなく、結果として美しい飛行機が多いように思います。
百式司偵、いい飛行機ですよねえ、うんうん。

・メガテリウム作戦
 残念でした。ヒギンズの「脱出航路」のラストです。(^o^)
例によって惚れッぽい男女、この場合イギリス育ちのメリケン娘の
女医さん&ドイツ海軍の誇り、修道女&一等航海士がでてきますが。なお
ドイツ海軍の誇り、ゲリッケ少佐は私のなかなかのお気に入りの人物です。
また、ナチスものを語るに「オデッサ・ファイル」を忘れてはいけません。
こういうものは決して照れてはいけない、離発着事故で旋回したり向い角
を上げて薄い揚力を更になくすが如し、なので正々堂々、臆面もなくやら
なければならず、もちろん、アイルランド人の愛用する拳銃は例のベルギ
ーで生産している天才アメリカ人技師が設計した銃でなければなりません
し、敵は1970年代にもかかわらず、ワルサーP38(ワルサーP5ではない)
かルガーP08でなくてはいけません。(笑)
ところでWW1前、FN BROWNINGは既にM1900とかM1903(数字は年号をさす)
という定番拳銃をつくっていたので、新式拳銃とは将にHI-POWERと
思われます。(言われるまで気付かなかった (;_;) )

 さて、写真、光の加減でB.Balmar(最初の方は読めない)に見えて
いました。ナタニエル・パルマー、どこかで聞いたような名前だなあ。
エンデバー号、復元するのはさておき航海するとは驚きです。スループ艦
かフリゲート艦だと思ったのですが、補助エンジンは載せているだろう
けれど、基本的には帆で動くはず。未だに帆船を操れる水夫や船長が
いるんですね。

Name : デモステネス(164) (2000/4/17/月/01/15)


すいません、見たこと無いです
 七つの海のティコ。今でも熱烈なファンの方が多いんですね。興味がわきましたが小説版すら絶版では、見ようと思っても見られませんね。衛星放送での再放送に期待しておきます。

>Me163
 確か局地戦闘用の迎撃機ですよね? そしてその設計図は日本に渡り、史上最悪の特攻兵器(桜花、だったかな?)の元になってしまった、ということを思い出しました。

>スペースプレーンの離着陸の件
 ご紹介していただけた方のウェブページから様々な宇宙関連のウェブページに行く事が出来、大変助かっています。
 しかしまだまだ足らないので今後も調べていきたいと考えています。(この間に買った宇宙関連の本代は2万円にとどきそうだったり 笑)

>リンク
 ありがとうございました。
 何かとても気に入っていただけているようで、少々こそばゆいですが(笑)、我が輩も会心での出来だとは思っています。が、最近弱点がそこここに出てきているので、現在第2案を考え中だったりします。

 こちらこそ、こんごともよろしくお願いします。

http://www.eurus.dti.ne.jp/~wagahai

Name : 我輩(165) (2000/4/17/月/01/19)


『~ティコ』はすばらしいですよね
 ピンキー こば さん、はじめまして。始祖鳥ともうします。

 わたしも『七つの海のティコ』は自らホームページをつくってしまったくらいに大好きです。ブラウン管の向こうにひろがる果てしない海のとりことなったひとりです。でも『~ティコ』をきっかけに海にかかわるお仕事につかれたほどのかたには、とてもかないません。(^^;
 ホームページを作る前は『~ティコ』を好きなひとというのは少数派なのではないかと思っていたのですが、決してそんなことはないことがわかってきて、わたしもとても嬉しいです。

 ケイブンシャの本というと、『七つの海のティコ大百科』ですね。どんなことが書かれているのでしょうか。ぜひ一度は読んでみたいと思っていたのですが、いまだにその機会にめぐまれていません。日本に行ったら古本屋をチェックしなければならないですね。

 4月14日はナナミちゃんの誕生日ということで、『~ティコ』ページの更新を考えていたのですが、結局挫折してしまいました。日本アニメーションの『~ティコ』公式ページによると1982年生まれだそうですから、今年で18歳の誕生日をむかえたことになります。ナナミちゃんが当時のシェリルさんの歳になったということですね。

 『~ティコ』ページを読んでいただけるかたが少なくないことがわかったので、昨日と今日で『キャラクターの紹介』『憶測事典』を作り直しました。
 よろしければ、どうぞご笑覧ください。

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Name : 始祖鳥(166) (2000/4/17/月/10/40)


女王陛下の脱出航路
 デモステネスさん、こんにちは。

【寒い国からきた女王陛下の死にゆくメガテリウム奪還チーム出動せよ】
 売れ線を狙って題名を変えてみました。
 主人公のキャラクター設計はもちろん、『ニュージーランドの生んだもっともロマンチックな愚か者にして、かつてレジスタンスとして活躍したフランスで三番目のガンマン。ただしアル中で、今はロバニエミでしがない資源調査パイロットを生業としている。』で決まりです。

> 残念でした。ヒギンズの「脱出航路」のラストです。(^o^)

 しまった、『脱出航路』でしたか。(^^;
 脱出航路を読んだのはずいぶん前なので『~ユリシーズ号』とごっちゃになっているかもしれません。すが、クライマックスの修道女&一等航海士のエピソードには悶絶しました。でも、あそこまでベタなシーンでも徹底してやられるとかえって清々しいです。照れがあってはだめですよね。『脱出航路』では、敵方の人間を命がけで救助する荒くれ牧師さん(神父さんだったかも)がお気に入りでした。
 ドイツ海軍、というと悲しいイメージがわたしにはあるのですが、あれもこれもすべて某国家元帥ゴアリング(笑)のせいでしょうか。その不埒な悪行三昧の数々、英空軍のマロリーと双璧をなしていますね。
 わたしがフォーサイスで読んだことがあるのは『ジャッカルの日』だけで、『オデッサ・ファイル』は知識として知ってはいるのですが、いまだ未読です。日本に行ったら確保しておかなければなりませんね。ほかにも、グリーンの『ヒューマン・ファクター』、アンブラーの『ディミトリオスの棺』、ルシアン・ネイハムの『シャドー81』など、読んでおくべきだといわれる作品に未読が多いので、これは忘れないようにメモしておくことにします。でも、わたしはこれらの作品を書店で見かけたことがないのですが、絶版になっているなどという事はないか、とても不安です。

【エンデバーの船員の確保】
 そのあたりはデモステネスさんもご承知の通り、『イギリス人なので』抜かりはないはずです。イギリス人は歴史を守るのがほんとうに上手ですね。個人レベルのガレージに、しばしばとんでもない逸品があったりしますからすごいものです。

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Name : 始祖鳥(167) (2000/4/17/月/17/13)


百式司令部偵察機
【飛行機ばなし】
 サンダーボルトはグラマラスで美しいデザインだと思います。出るところが出てるし、引っ込むところも出てるし。――あれ?(^^; でも、真上から見たサンダーボルトは楕円翼のとてもスマートな戦闘機ですよ。エンジン直径ぎりぎりまで胴体を絞っているのが上面図を見るとよくわかります。
 キ46=百式司令部偵察機は、斜め後ろからの姿がすばらしいです。
 日本の航空雑誌で、細くひき締まったFW190の尾部を『スポーツ万能少女のふくらはぎのようだ』と表現した記事を読んだことがあるのですが、キ46は、もっと華奢で可憐なイメージです。キ46はアライド・コードで『ダイナ』という女性名でよばれていたのですが、連合軍も洒落た名前をつけてくれたものです。偵察時にはただでさえ高い高度で進入しますし、そのうえ緩降下で加速したら、どんな俊足の戦闘機にも追いつかれるわけがありません。唯一それがあるとしたら、高速の戦闘機があらかじめ高い高度で待機していた場合くらいでしょうね。
 でも、この飛行機が日本以外の航空雑誌で特集を組まれているのを見るのはこれが初めてなので、かなり驚いています。記事のなかの文節のタイトル『CATCH ME IF YOU CAN』にはニヤリとさせられました。これはトレビシックの機関車の名前(つかまえられるものならつかまえてごらん号)ですよね。英国流のユーモアなのでしょう。

【アメリカの飛行機は操縦しやすいらしい】
 飛行機のはなしで思い出しました。
 今年のはじめのことだったと思うのですが、クライストチャーチの北にあるランギオラ飛行場に着陸し、飛行機を降りたとき、小柄な白髪の老紳士に話しかけられました。
 『Good Landing.』
 たいへんありがとう、コマーシャル・パイロットの訓練中なのだ、とわたしは言いました。あなたはパイロットだとお見受けしますが。
 昔はそうだった、と老紳士は言いました。飛行機からパラシュートで脱出したこともあるそうです。どこでパラシュートを使ったのかとたずねると、老紳士いわく、
 『ブーゲンビル』
 ――ここで血の気がひきました。(^^; 1945年のことだったそうです。(ほんとうはその正確な月日まで教えてくれたのですが、これは失念してしまいました。)
 ニュージーランド空軍でタイガーモスに乗って初等訓練を終え、カナダでハーバード(米名テキサン)を使って訓練し、ヨーロッパに配属させられたもの、戦況の推移からその後太平洋戦線に転属させられたそうです。コルセアには400時間乗った、と言っていました。1946年には岩国にいたそうです。
 2000馬力のプロペラ機を操縦するのは大変ではなかったですか、とわたしは聞きました。わたしは160馬力のC172で手一杯なんです。
 思いのほか、帰ってきた言葉は『きみが考えているよりは難しくはないよ』というものでした。老紳士いわく、アメリカの飛行機は操縦しやすいそうです。

 別れ際に、話を聞かせてくれたお礼をいうと、こんなことを言ってくれました。
 『話ができて楽しかったよ、ありがとう。Never give up, Good luck.』
 あれ以来、件の老紳士の姿はみていません。もう一度会って話してみたいです。

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Name : 始祖鳥(168) (2000/4/17/月/17/14)


等身大の冒険アニメ
 我輩さん、こんにちは。

【『七つの海のティコ』について】
 『~ティコ』の小説版は絶版で、古書店を探すしかないようです。ただ、ビデオやLDは現在でも販売されているので、レンタルビデオ店に足を運べばいまでもアニメ版を見ることはできるはずです。ただ、1度に全話を通して見るよりは、むしろ1週間に1本を楽しむほうが、この作品の性質にはかなうのではないかと思います。その意味で、衛星放送での再放映はうれしいニュースです。(^-^)
 『(その作品発表時の)現代を舞台にした海洋冒険アニメーション』は、おそらくこの作品が最初にして最後でしょう。 広い意味では『ガンバの冒険』『海のトリトン』がこれに該当するかもしれませんが、前者は主人公がネズミという点で少し違いますし、後者はむしろ海洋SF/ファンタジーと呼ぶべき作品ではないかと思います。
 『~ティコ』は文芸作品としてはエンターテインメントに傾きすぎて古くからの名作劇場ファンには眉をひそめられ、逆にエンターテインメント作品としては地味すぎて、多くのアニメファンには見向きもされなかった不運な作品です。マーケティングだけを考えるのなら、対象の絞りかたが中途半端であったかもしれない。でも、そこが良いんですよ。『~ティコ』の海にはディフォルメはあるにしても、そこは確かに果てしない大海原でしたし、アフリカ編のカバやチンパンジーはきちんと猛獣として描かれていましたし、ペペロンチーノ号のエンジンルームにはオイルの匂いを感じました。何よりも、『もしかするとわたしたちにもこういう旅ができるのではないか』というささやかな、等身大のファンタジーを抱かせてくれる点で、わたしは『七つの海のティコ』にまさる作品を知りません。
 ――ごめんなさい、『~ティコ』の話になるとつい饒舌になってしまいます。(^^;
 でも、衛星放送で再放映されるこの機会に、ぜひ一見をおすすめします。(^-^)

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Name : 始祖鳥(169) (2000/4/17/月/17/15)


宇宙関連の資料
【Me163 コメート】
> 確か局地戦闘用の迎撃機ですよね? そしてその設計図は日本に渡り、史上最悪の特攻兵器(桜花、だったかな?)の元になってしまった、ということを思い出しました。

 おっしゃるとおり、拠点防空用の迎撃機です。日本版は『秋水』ですね。ただ、ご指摘の特攻機『桜花』の動力は個体燃料ロケットで、機体も独自のものだったので、Me163の設計を参考にした可能性は低そうです。(^^;
 Me262(世界初の実用ジェット戦闘機)を参考にしてつくられた『橘花』が特攻機として使われる予定でしたから、『特攻兵器のもとになった』というのは多分これのことではないでしょうか。

【宇宙関連の資料】
 
 楡岡輝山さんのホームページのリンク集はすばらしいですね。ほかにも『気になった出来事』はたいへん役に立ちますし、SFファンとしては、書評をあつめた『読書共同体』も見逃せません。
 わたしからは、ネイチャーの日本語サイトがおすすめです。ここのサイトは閲覧には(無料とはいえ)登録が必要ですが、それ以上の価値はありますし、毎週木曜日にコンスタントに更新され、読み物としても楽しめます。基礎科学の雑誌なので、工学的というよりは理学的なアプローチが多いですが、ここはほんとうに読んでおもしろいサイトです。

 しかし、資料代が2万円とはすごいです。専門書で4冊、一般書で10冊以上ですね。小説、あるいはマンガを書かれているのでしょうか。これほどまで資料をそろえても得られない情報は、もう簡単には手には入らなさそうですね。資料はそろえればそろえるほど、内容が重複していたりして、使える部分が少なくなっていくというのは、わたしにも身に覚えがあることです。マンガの場合はビジュアル上の資料も必要なので、資料代がさらにかさんで難儀です。(^^;

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Name : 始祖鳥(170) (2000/4/17/月/17/16)


ありゃりゃりゃ
>七つの海のティコ
 ごめんなさい、誤解されやすい文章を書いてしまったようです。
 衛星放送で再放送してくれたら“いいなあ”というつもりで書いたのでした。喜んでいただけたのに、申し訳ありません……。

>カバやチンパンジーはきちんと猛獣として描かれていましたし
 始祖鳥さんの説明やここのコンテンツのおかげでますます見たくなってしまいました。
 仕方ないので小説は古本屋で積極的に探すことにします。ビデオは……会員カード持ってねえや。(笑) 今度作っておこう。

 宇宙とか空とか海とか、そういうのが好きみたいです。都会の濁った空をふと見上げてみたり。(爆)
 また、生き物も好きなんですよね。これらは図鑑を見て育ったからなのでしょうか?(笑)

>Me163
 所詮雑学。ご指摘ありがとうございます。Me262は聞いたことがあるけど「橘花」は記憶にないですね。どこでどう、混同したんだろう?

>宇宙関連の資料
 一般書や小説、グラフィック要素が多いものだったりで、実はあまり情報は得られていなかったり。(苦笑)
 なんか細かいことばかり知りたいんですよね。始祖鳥さんに質問したこととか、打ち上げコストの内訳とか、どれにどんなパーツが使われているとか、宇宙での研究で使われている機材のスペックとか……。
 これから専門書に当たらなくてはならないと思っているのですが、既に資金が……。(爆) 高いですからねぇ。それに我が輩ごときで理解できるかも心配。(超爆)

>マンガ
 まあ、そんな感じ(笑)で、雑学レベルしか知らなかったので、ちょっと一冊本を読んで「ハマッて」たり。(爆) もはや趣味になりつつあったり。
 一発ドンと何かやりたいのは、あります。ただ我が輩の特性が合っていないような気もしてきたり。(苦笑)

>資料はそろえればそろえるほど、内容が重複
 分かります、分かります。(笑)
 我が輩が雑学以上に知っている(というか調べれば分かる)と思われるものは、ライトなファンタジー用の知識(爆)と「天使」だったりします。
 特に天使では日本語で読める資料は一通り当たって、みんな「孫引きじゃん!」と気づいて、読めもしないのに英語の本を取り寄せてみたり。(笑)
で、それを何とか読んでみると、日本語で読んだものと同じだったり(爆)

>おすすめ
  楡岡輝山さんのページは確かに素晴らしい。当然ブックマークに登録してあります。
 ネイチャーですか。これから登録してみます。
 マジ助かっています。ありがとうございます。
http://www.eurus.dti.ne.jp/~wagahai

Name : 我輩(171) (2000/4/18/火/22/48)


えっと
こんちは。

なんかホントにティコはBSでこの春再放送されるらしいです。
下記URL参照。
ではでは。

http://news.dinf.ne.jp/news/fj/rec/animation/msg00296.html

Name : える@通りすがり(ウソ)(172) (2000/4/20/木/01/02)


図鑑の話
 我輩さん、こんにちは。

【七つの海のティコ】
 ぜひご一見ください。(^-^)
 わたしの知る限りでは、第1話でこの作品を気に入ったかたは、たいていは最終回まで見ることになっているようです。

【図鑑の話】
> 宇宙とか空とか海とか、そういうのが好きみたいです。都会の濁った空をふと見上げてみたり。(爆)
 ロマンチストですね。(^-^)
 わたしも空や海の場合は我輩さんと同じなのですが、宇宙にまでは興味がおよびませんでした。地球の重力に魂をひかれてしまっているのでしょうか。

 わたしも生き物が好きです。図鑑も大好きで、学研の子供向けの図鑑はわたしのバイブルでした。とくにぼろぼろになっていたのは、いずれも正確なタイトルを思い出せませんが、『おおむかしの生き物』『飛行機』『鳥』でした。親の言うところによると、幼い頃のわたしは『海の生き物(タイトル失念・海洋生物の図鑑でした)』の何ページにどの動物が記載されているかを暗記していたようです。よっぽど暇だったのでしょう。(^^;

 でも、わたしの一押しは、同シリーズの『交通機関の発達』です。その内容は非常にマニアックで、これを担当したひとは相当の好事家だったにちがいありません。丸木舟や荷馬車から、蒸気自動車、フィリップス多葉機、速度記録用のロケット車ブルーフレーム号、果ては宇宙研究室スカイラブまでカッタウェイ図で解説をするというすごいものでした 巻末の白黒ページには、蒸気機関車や初代『しんかい』(600メートルまで潜れる)、軽飛行機、ヘリコプターなどの運転・操縦のしかたが書かれてあったりします。
 その当時は、わたし自身が飛行機を操縦するようになるとは思ってもみませんでしたが、タイムマシンがあったら幼い頃のわたしに教えてあげたいです。『いいか、ここはしっかり読んでおくように』って。


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Name : 始祖鳥(173) (2000/4/21/金/22/57)


資料で苦労する話
【資料で苦労する話】
 かかれていたのはマンガだったのですね。
 小説は描かないことでリアリティを出せますが、マンガの場合は描かないわけにはいかないので大変です。
 恐竜ものの場合、もっとも資料集めの成果があらわれる点は『植生』です。特に白亜紀は微妙で、ティラノサウルスやトリケラトプスの背景がシダやソテツばかりだったとしたら、その絵を描いたひとは資料あつめに手を抜いていたと考えて間違いありません。(笑)多くの恐竜画で、背景の植物がかすんでいたり、一面くすんだ沼地だったり、草木の少ない砂漠風のところだったりするのは、この問題をうまく回避するテクニックです。このあたりに注目して恐竜マンガや恐竜画をみると面白いですよ。(^-^)

 宇宙関連の資料ですが、ある程度資料をあつめてもわからなかった情報は、宇宙関係の掲示板や、メーリングリストで聞いてみるというのはどうでしょうか。
 基本的に『知識』をあつかう分野のエキスパートの多くは、『濃い』質問に答えることが好きなひとが多いので、『調べる努力はしたのだがわからなかった』という種類の質問を邪険にあつかうことはしないと思います。わたしの知る限りでは古生物系のかたたちは、質問に対して親切なかたが多いです。(^-^)
 これに対して『技術』をあつかう分野のひとたちは『自分で習得しろ(盗め、という言いまわしを使う場合が多い)』という傾向が強いような気がします。でも、確かに具体的な技術というものは自分でやらないと身につかないものですから、これはなんとなくわかります。

 日本語の資料をほとんど読み尽くし、外国語の資料にまで手をのばすとは、極めかたがすごいですね。わたしは『天使』についてほとんど知識を持っていませんから、無条件に尊敬してしまいます。わたしはこの分野についてお話にならない知識しかもっていませんが、おそらくこのあたりはデモステネスさんが詳しいと思いますので、話が合うかもしれません。

【ネイチャー】
 『ネイチャー』の論文はかなりエンターテインメントしています。
 一流の論文は、読んでおもしろいことが多いです。冒頭で、思わず答えを知りたくなるような問題提起がされるので、思わず続きを読んでしまいます。
 論文には、問題提起に主題をおくタイプと、答えを提示することに重きをおくタイプがありますね。小説にたとえると前者はSFに、後者はミステリーに近いのかな、と思います。

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Name : 始祖鳥(174) (2000/4/21/金/22/57)


ご無沙汰をしております
 える さん、こんにちは、お久しぶりです。
 情報提供ありがとうございます。

 える さんのホームページは接続のたびに巡回していますので、この一件については気づいていたのですが、念のためにNHKのサイトを確かめてみたところ、『BSアニメーワールド』のページ( http://www.nhk.or.jp/anime/index.html )は表示されず、『~名作アニメ劇場』のページ( http://www.nhk.or.jp/anime/meisaku/index.html )にもなにもかかれていませんでした。(;_;)

 おしえていただいたURLについては、わたしに調べられる限りの放映データについては一致していましたから、おそらく誤報ではないと思います。でも、もうすこし事実関係がはっきりするまで、わたしのほうのページは判断を待ってみることにします。

 とはいうものの、放映される可能性はかなり高そうですね。くだんのデータによると今回の再放送は『BS名作劇場』枠ではないらしいですから、これを機会に『~ティコ』を再評価してくれるひとが増えてくれたら嬉しいです。

【追伸】
 こちらニュージーランドでは、アンテナを立てるとNHKのBSを見られると聞きました。経度が日本とあまり違わないからでしょうね。

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Name : 始祖鳥(175) (2000/4/21/金/22/58)


嘘から出たまこと?
>「七つの海のティコ」
 何か我が輩、運がついていますか?(爆) これはもしかすると、古本屋に行けば……!?
 我が輩の衛星放送は幸薄い(もうすぐ無くなる 笑)ディレクTVなのですが、BSも見られるようです、祝! すでにビデオテープもまとめ買いしました。(←バカ 笑) あとは予約を忘れないかどうかだ。(爆)

>図鑑
 いまでも図鑑が好きで「空の名前」とかを買ってみたり。海の本もかなり欲しかったのがあったのですが、その時もお金が無くて……。(苦笑 3千円以上だもんなぁ)

>マンガだったのですね
 いや、その、あの、“マンガを書かせよう”かな、と。
 我が輩は一応文章書きなもので、原作になるのかな。ただ知り合いの絵描きがみんな忙しいからなぁ。(小説が書けるほど訓練もしていないし、アイディアもあるわけでないし 爆)

 本当は自分で漫画を描きたいのだが、イラストは“ほぼ”あきらめているので。(完全にあきらめた訳じゃない 笑) 高校時、美術系に進んだんだけど、諸般の事情で美術大学を断念していたり。(笑)

>恐竜画
 ほお、そうなんですか。いまでも結構あの時代は新発見や新解釈が出ているみたいですからね。(雑学 笑)
 ついでに、いまさら「ワンダフルライフ」を読書中。(文庫に落ちたもので 笑)

>宇宙関連資料
 ご提案ありがとうございます。
 あー、最終手段に取っておきます。(苦笑) 付け焼き刃の知識ではまだまだ不安ですんで。(それとまだネットが怖かったり 爆)
 専門書を見てきましたが、やっぱり高いですね。4~6千円ぐらいですか。しかも数式など我が輩に分かるはずもなく(爆)、半分以上何が書いてあるか分からなかったり。
 まずはそっち関係の基礎の科学から勉強しなきゃならんようです。(苦笑)

>ネイチャー
 論文は読み慣れていないので、結構苦戦していたりして。
 みんなホーキングみたいに一般向け用も書いてくれないかなぁ。

 以前聞いた話で、ある宇宙関連の本で一般書のふりして、数式ばかりの本があったそうな。そして著者の言い分は「高校生なら誰でも分かる数式しか使っていない」らしく。(苦笑) そら、あんた(東大教授)の周りの高校生だったら分かるかもしれんけどなぁ。(大苦笑)
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Name : 我輩(176) (2000/4/23/日/23/54)


続報(一部訂正)
ティコ再放送は5/10じゃなくて5/24からのようです。
テレビ番組雑誌からの情報なのでこっちはよっぽどのことがない限り誤報ではないと思います。

#新番組だか最終回だかで1時間使う番組があるんですが、それの関係で件の情報源では取り違えたのではないでしょうか。単なる推測ですけど。

ガセじゃなくてホッとしている自分を発見したりしてます。
ではでは。




Name : える(177) (2000/4/25/火/02/42)


ワンダフル・ライフ
 我輩さん、こんにちは。
 『情報統制府』のデザインが変わりましたね。デザイン的にはわたしは前のもののほうが好きなのですが、今度のデザインは更新履歴を同時に見られるので便利ですね。

 なんと、ディレクTVは、なくなってしまうのですか。知りませんでした。
 える さんのお話では『七つの海のティコ』の再放送は5月24日からとのことなので、ちょうどあと一ヶ月ですね。わたしもページ更新のしがいがあって嬉しいです。

【マンガ】
 なるほど、我輩さんは美術系のかただったのですか。あのホームページのデザインについて合点がいきました。
 マンガの原作は、マンガと小説の苦労を両方背負い込むようなものですよね。たしかに資料集めが大変だと思います。

【ワンダフル・ライフ】
 『ワンダフル・ライフ』が文庫にはいったのですか。歴史的名著ですから、これは当然かもしれませんね。
 でも、かなり昔の著作ですし、おっしゃるとおり学説の盛衰が激しい分野ですから、現在では当時と解釈がかわっているところもすくなくありません。たとえば、現在ではハルキゲニアはまったく違う姿(天地さかさまとなり、『顔』にあたる部分がなくなった)になっていますし、中国で見つかったアノマロカリスに歩脚が確認されたことから、アノマロカリスには歩脚をつけるのが最近の流行のようです。おそらく文庫版のあとがきか補足のページには、このあたりの事情も追記されるのでしょうね。

【高校生ならだれにでもわかる数式を使った物理の本】
 高校生といっても入学したばかりの新一年生もいますし、卒業間近の三年生もいますからねえ。(^^; その本を読んでみないとわからないのですが、高校生なら誰でもわかる数式というのは、つまり『中学校を卒業したひとなら誰にでもわかる数式』ということなのでしょうか。

 白状すると、わたしは物理学が苦手です。(^^; これではいけないと思い、昨年日本にいたときに本屋さんにいって、ナツメ社・図解雑学シリーズ『物理のしくみ』を買いもとめたのですが、数式があまりにも少なすぎてほとんど役に立ちませんでした。数式がなさすぎるというのも考えものですね。でも、カット絵の女の子がかわいかったので許します。(笑) なんというか、描いたひとの愛がこもっている絵でした。どちらかといえばわたしはハートに訴えかける絵が好きですし、自分自身もそういう絵を描きたいと思っているので、件のカット絵を見て『いいなあ』と思ったしだいです。

【ネイチャー】
 まず、日本語トピック(内容梗概)を先に読むのが楽です。(^-^) あるいは、序文だけを読めば、おおまかな内容はわかるとおもいます。本文はほんとうに必要なときだけで十分です。論文は、伝えること、相手にわからせることを第一義にしている文章ですから、押さえるところを間違えていなければ、むしろこれほど読みやすい文章はないかもしれません。

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Name : 始祖鳥(178) (2000/4/25/火/15/38)


祝・再放送
 える さん、わざわざお知らせくださってありがとうございます。

 『七つの海のティコ』が再放送されることは、ほぼ間違いなさそうですね。
 誤報でなくてわたしも嬉しいです。一ヶ月後ということで、トップページに日付カウントダウンのJavaScriptを組み込むのも面白いかもしれません。
 える さんのページの『ネタばれ禁止掲示板』はいい企画ですね。この一ヶ月を準備期間として、わたしもなにか別な企画を考えることにします。

 件の情報源については、おっしゃるように番組を取り違えたのか、放送局側で予定の変更があったのかはわかりませんが、2週間ならほとんど誤差の範囲内だと思います。それにしても、件の情報源は、放送局の放映予定をいったいどうやって調べているのでしょう。気になります。(^^;

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Name : 始祖鳥(179) (2000/4/25/火/15/39)


wonderful lives
大体毎日巡回していたのですが、ようやく14時間労働/日から解放され
つつあり、resを書く精神的な余裕が出てきたので早速。プログラマの
皆さんはこれが標準的な生活らしいと伝え聞くのですが、よくもまあ
hp造ったり更新したりできるものだと感心します。
 さて、ここの書き込みを見て慌てて買いました、wonderful life。
いや、本屋で平積みになっているのは目撃していたのですが、ピン、と
来ていなかった。
 私、そもそもが文系なのでこの手の本は今を去ることン年読んでいないので
あれなんですが、学術的には煽情的すぎ、一般向けには冗長という印象を受け
ました。これがバージェス頁岩というセンセーショナルな題材ではなく、もっと
地味なものだったら、評価は別だったかも知れないなあ、という。
 しかしあれです、この本がNHKにあの番組をつくらせ、ために私のごとき
者でもアノマロカリスの模型を買ってしまったのですから、損得勘定をすれば
+です。文系で歴史的名著という栄冠を手に入れるには有り体に言って一世代
必要ですが、first decade で既に古典とはシビアですな。
 未知の世界なので、ほお、そういうものか、ふむふむ、と読んでいたのですが
内容と全然関係ないところでびっくりしたことが一つ。natureが一般誌だ、
という下りです。natureに相当する法律雑誌というと、判例タイムズ、判例時報
が思い当たるのですが法律分野では実務雑誌で一般誌扱いされていません。
natureを一般誌扱いされたら法律誌なんて、○×大学刑法紀要とかなんとか
しか専門誌にならんぞ、ジュリストや法学セミナー(大体感覚としては科学
朝日やニュートンに相当する)ならわかるけどなあ、とずいぶん驚いた次第
です、はい。(文系さらしまくり)

追伸

「スパイの誇り」(ギャヴィン・ライアル)の続編が出ます。やるな、ハヤカワ。

Name : デモステネス(180) (2000/4/27/木/22/08)


ワンダフル・ライフ
 デモステネスさん、お疲れさまでした。
 大変でしたね。連休は守りぬけたのでしょうか。

【ワンダフル・ライフ】
 本屋さんに平積みになっているとはすごいですね。しかし、そんなに売れる種類の本なのでしょうか。学術的にはもう古典になってしまっていますし、こういう種類の著作はリアルタイムで読まないとおもしろさが半減するような気がします。そう言う意味では、バージェス頁岩生物群についてまだ知らないひとがこの本を読めば本来の意味で楽しめると思うのですが、そういうひとがはたしてこの本を買うだろうかという問題もあります。

 これに対して、コンラート・ローレンツの『ソロモンの指輪』は学説的には古くなっていますが、読み物としてはすばらしいものです。ファーブルの『昆虫記』などもそうですが、自然史や動物行動学系の著作は古典になってもおもしろさが衰えにくい傾向があるのかもしれません。わたしがもっともおすすめする自然史関係の著作は『有明海』(菅野徹著・東海大学出版会)です。諫早湾干拓よりもまえに書かれたものなのですが、生態から進化史、ヒトとの係わり合いから文学・伝承にいたるまでを綴った傑作です。以下のくだりに、わたしはひとりのナチュラリストとして涙しました。

---(引用開始)---------------------------------------------------------

『干潟の縁に立って、眼をこらせば、多彩な生物群像が見えてくる。そして彼らの体色にも、控え目ながら、彩りがあることに気づくのである。それは、泥の色にさえある。野呂は「ありったけの絵の具をかきまぜた色だ」といったが、そのとおりだと思う。あらゆる色を内に秘めている。』(『有明海』本文P170より)

---(引用終了)---------------------------------------------------------

 ところで、例のハヤカワのシリーズは『ソロモンの指輪』『ワンダフル・ライフ』など、名著がそろっているのですが、ラインナップに『ウイルス進化論』がはいっているのが納得できません。これはどちらかというとブルーバックスのトンデモ本の仲間に入るべき著作であり、コンラート・ローレンツの名著と肩をならべるべき存在とは思えません。わたしは表向きは分子進化の中立説を支持していますが、心のなかでは今西進化論支持者なので(笑)、そういう意味からもこの本は邪道です。

 ――いま思い出しましたが、わたしが『ソロモンの指輪』の文庫本を買ったとき、巻末に『高速戦艦脱出せよ!』の宣伝があってずっこけた記憶があります。読者層がオーバーラップしているのでしょうか。そんなわけないか。(^^;
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Name : 始祖鳥(181) (2000/4/30/日/20/38)


Nature のこと
 前文のつづきです。

【Nature のこと】
 Natureは論文雑誌ではありますが、たしかに専門誌ではないかもしれません。
 マッコイじいさんの『核弾頭からトイレットペーパーまで』ではありませんが、『カーボンナノチューブからアポトーシスまで』をあつかう学際的な雑誌ですから、専門誌というよりは総合誌なのかもしれません。
 でも、学術論文によって成り立つ(もちろん査読もある)雑誌を、一般誌と呼ぶあたりについては、わたしは翻訳に怪しさを感じます。(^^; 訳の原文を見てみたいですね。

 そうそう、Natureで思い出しました。『七つの海のティコ』の主人公の父親は海洋生物学者なのですが、設定本ではかれは『論文を「ネイチャー」・「サイエンス」などの科学雑誌に投稿』していることになっています。『~ティコ』は、(設定レベルとは言え)Nature が引き合いにだされた唯一のアニメーション作品だと思います。(^^;

【文系能力】
 わたしは文系能力が徹底的に欠けているので(かといって数学・物理が得意というわけでもありません(^^;)、デモステネスさんのように広範囲をカバーできるかたに羨望を覚えます。
 先週、航空法規の試験を落としたとき、法律はデモステネスさんの専門分野だったなあ、わたしがデモステネスさんだったらなあ、と空をあおぎながら思いました。

【スパイの誇りの続編】
 嬉しいお知らせです。『スパイの誇り』は売れたのでしょうね。
 『~誇り』はたいへんおもしろかったので、続編に期待しています。というよりも、ライアル作品でおもしろくなかったものをわたしは知りません。(^^;

 翻訳はどなたなのでしょう。菊池光さんは――無理かなあ。

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 ◇ (ccc( ノ 始祖鳥 ◇ http://www.aay.mtci.ne.jp/~dinosaur/
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Name : 始祖鳥(182) (2000/4/30/日/20/38)


休日出勤はイヤだねぇ
 遅くなりましたが、えるさん、始祖鳥さん、「七つの海のティコ」の情報ありがとうございました。

「ワンダフル・ライフ」、すいません。まだ読み終えていません。浮気してしまったもので。(もらった本を読むのは面白いですね。自分の興味が向いていなかったものなので、全てが新鮮です 本格推理)
 一度平から消えたのに、また平に復活していました。本当に売れているようです。
http://www.eurus.dti.ne.jp/~wagahai

Name : 我輩(183) (2000/5/5/金/00/43)


おつかれさまです(^^;
 我輩さん、お仕事お疲れさまです。
 休日出勤とは大変でしたね。この土日は休めるのでしょうか。
 我輩さんの『情報統制府』は、接続のたびに自動チェックしています。『第2話』も拝見しました。ストーリーが動き出しましたね。続きを楽しみにしています。

【スペースシャトルの着陸距離について】
 先日、1980年代のジェーン年鑑をみていたところ、以前ご質問いただいていたスペースシャトルの着陸距離について手がかりが得られました。残念ながら着陸距離は不明のままですが、最終進入速度がわかりました。180kt(334km/h)だそうです。
 この値から概算を出せないかと思い、最終進入速度(Final touchdown speed)と最大着陸重量、そして着陸距離について、コンコルドと比較してみました。

スペースシャトル・オービター 180kt(333km/h), 14515kg, ?
コンコルド          162kt(300km/h), 111130kg, 2220m

 オービターの進入速度はコンコルドより18ノット高いということですね。しかし、オービターの着陸時の重量が思いのほか軽いことにおどろきました。考えてみれば、ペイロードは宇宙で降ろしていますし、燃料はすべて使い切っているので着陸時の重量は少ないのが道理なのですよね。

【運動エネルギーに注目した場合】
 さて、ブレーキ性能が同等の場合、最終進入から停止までに必要な距離は、ほぼ運動エネルギーに比例すると考えて良いと思います。そして、運動エネルギーは mv^2/2 であらわされますから、両者の運動エネルギーは次のとおりになるはずです。

オービター (92.60m/s)^2 * 14515kg / 2 = 62231320.7(J)
コンコルド (83.34m/s)^2 * 111130kg / 2 = 385929796.9(J)

 両者のブレーキ性能が同じと仮定した場合、コンコルドの着陸距離が2220mならば、オービターの着陸距離は358mということになります。しかし、これはほとんど軽飛行機のレベルですから、あまりにも短すぎるような気がします。(^^;

【減速度に注目した場合】
 そこで今度はオービターがコンコルドと同じ減速度で減速する場合を仮定してみました。
 以下はニュートンの運動方程式です。
V^2-V0^2=2as
 この場合最終速度はゼロですから、
-V0^2=2as
よってコンコルドの減速度は以下のようになります。
a=-(83.34m/s)^2/(2*2220)=-1.564314324(m/s^2)

この減速度をオービターに外挿した場合はどうなるかというと、
s=-V0^2/(2*a)
s=-(92.60m/s)^2/(2*(-1.564314324))=2740.740741(m)

 つまり、オービターがコンコルドと同じ減速度で減速した場合の着陸距離は、2741mとなります。こちらのほうが数字としてはそれっぽい雰囲気ですね。(^-^)

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Name : 始祖鳥(184) (2000/5/6/土/20/34)


もうすぐ一万ヒットですね
>始祖鳥さん
 4、5、7日と休むことが出来ました。(笑) ところでそちらには金週なんてないんですよね?

>接続のたびに自動チェックしています。
 光栄であります。オーナーの方でもそんな話は聞いたことがありません。(笑)

>スペースシャトルの着陸距離について
 おお、ありがとうございます。
 確かに数字的には後者っぽいですね。
 あと、二つの資料にてオービターの重量は70t(空虚重量)になっていました。(ちなみにHOPE-Xは約10tらしいです。さすがは無人!?)

 こちらも相変わらず着陸距離は分からないのですが、以下のような資料は手に入れました。これで逆算できるでしょうか?

着陸32秒前 機首引き起こし開始 高度526m 対地速度576km/hr 着地点までの表面距離3200m
17秒前 機首引き起こし終了 降下角22°から1.5°へ 高度41m 対地速度496km/hr 着地点までの表面距離1079m
14秒前 車輪出し 高度27m 対地速度430km/hr 着地点までの表面距離335m
0秒 着地 高度0m 対地速度346km/hr 着地点までの表面距離0m

http://www.eurus.dti.ne.jp/~wagahai

Name : 我輩(185) (2000/5/7/日/20/01)


前線停滞中
函館に行っておりました。今年は3~4日桜前線が停滞しているようで、
まだ三分咲きでした。ハリストス教会では、ウグイスの若鳥が人前に姿を
さらしながら谷渡りをしておりました。ウグイスといえば薮の中、と相場
が決まっているのに、しかもあんな観光客が山ほど来る場所で大胆な奴。
 さて、日記を拝読し、さっそくDLしましたペルソナ。『ガイア』の
ヒロイン(といってもばあさんだが)が使用しているという、秘書
プログラムに使えないか?と思いつつ、今のところ何ヶ月前の新着情報
を読む状態ですが。絵さえなんとかなれば(この歳になると、結構
はづかしい)結構使いたおすことができそうですね。
ところでエロマンガ、ご愁傷様です。あれは抱腹絶倒してしまいました。
かくもくだらない出来事をかくもおもしろいエピソードに変えてしまう
文筆力、見事です。
 ライアルの新作は『誇りとの決別』新兵器の”飛行機”を使って
活躍するそうです。『有明海』といい、読むべき本はたまり、時間は
ないぞ、ぐっすん。

Name : デモステネス(186) (2000/5/7/日/21/39)


スペースシャトルの着陸距離(2)
 我輩さん、こんにちは。飛び石連休だったのですか。おつかれさまです。
 こちらNZにはゴールデンウィークというものはないのですが、4月半ば以降のイースターホリデーがそれに相当するかもしれません。

 ヒット数の件、ご教示くださってありがとうございます。どうやら2、3日後くらいにはトップページのアクセスカウンタが1万件に達しそうです。当地の開設が1998年1月21日ですから、2年4ヶ月近くかかった計算です。でも、これは大手のサイトならば1週間かからずに達成してしまう数字なのですよね。(^^;

【オービターの空虚重量は70トン】
 もうしわけありません、題記のとおりだと思います。いくら軽量化がはかられているといっても、12トンは軽すぎですね。間違いのもとは、わたしがメモを殴り書きで書いてしまったためかもしれません。わたしの書く7と1は似ているのです。(^^;

【スペースシャトルの着陸距離について】
 コンコルドの滑走距離データは、高度35ft(10.7m)から接地までの距離だそうですので、比較を等価にするために、まず、オービターの高度35ft(10.7m)での速度を下記のデータから求めます。

>14秒前 車輪出し 高度27m 対地速度430km/hr 着地点までの表面距離335m
>0秒 着地 高度0m 対地速度346km/hr 着地点までの表面距離0m

 14秒前から0秒までのグライドパスが直線で、減速度を一定と過程すると、高度10.7メートルでの速さはおおむね以下の式で近似できます。

(430-346)/(27-0) = 3.111
346 + 3.111 * 10.7 = 379.289km/h = 105.358m/s (高度10.7メートル)

 よって、以降は以下のデータにしたがって計算します。

 スペースシャトル・オービター 105.36m/s(333km/h), 70000kg, ?
 コンコルド           83.34m/s(300km/h), 111130kg, 2220m

【運動エネルギーに注目した場合】
 前回と同様、両者の運動エネルギーに着目した場合です。

オービター (105.36m/s)^2 * 70000kg / 2 = 388525536(J)
コンコルド ( 83.34m/s)^2 * 111130kg / 2 = 385929797(J)

 正しい重量と速度データで比較した場合、奇しくも両者の運動エネルギーはほぼ同等という結果になりました。つまり、ブレーキ性能が同等と仮定した場合、コンコルドの着陸距離が2220mならば、オービターの着陸距離は2234mということになり、ほぼ同じです。

【減速度に注目した場合】
 これも前回と同様、オービターがコンコルドと同じ減速度で減速する場合です。

前回の手順によって求めたコンコルドの減速度は以下のようになります。
a=-(83.34m/s)^2/(2*2220)=-1.564314324(m/s^2)

この減速度をオービターに外挿します。
s=-V0^2/(2*a)
s=-(105.36.60m/s)^2/(2*(-1.564314324))=3548.113518(m)

 つまり、オービターがコンコルドと同じ減速度で減速した場合の着陸距離は、3548mとなります。こうなると4000メートル級の滑走路でも不安ですね。向かい風で着陸しますから、実際にはこれよりも短くなるかもしれません。

 ただ、まったく運用方法の異なるコンコルドとオービターを比較するのが果たして適切かという問題もありますし、ましてや減速用ドラッグシュートの効果がどの程度のものなのかということは調べようもないので、この数字は信用なさらないでください。(^^;

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Name : 始祖鳥(187) (2000/5/11/木/21/40)


鳥の個性
 ゴールデンウィークの桜といえば、弘前や松前あたりがイメージに浮かぶのですが、
よく考えたら函館も緯度は前者と変わらないのですね。例年よりも遅れて三分咲きということは、例年ならば七分咲きといったところなのでしょうか。
 鳥には個性がありますから、慎重な個体もいれば、大胆な個体もいます。そのウグイス君はきっと後者なのでしょう。70年代末くらいには野鳥の世界に意識変革があったらしく、いままででは考えられなかったような鳥(ハヤブサなど)が都市に進出して来たりしています。ましてやウグイスは冬場に堂々とえさ台に来る鳥ですから、野鳥のなかでは大胆な部類かもしれません。
 しかし件の行動をとった理由が、自分が目立っていることに対しての無自覚からくるものだとすると、そのウグイス君の先行きはたいへん不安です。(^^;

【ペルソナ】
 なんとデモステネスさんまでペルソナを導入されたのですか。それならばということで、さっそく『ムンドゥムグ・コリバ』を送付しました。(笑) これを持っているのは、この宇宙で(わたしを含めて)3人しかいません。まるで大山トチロー謹製の『戦士の銃』のようです。
 ペルソナですが、たしかに絵の問題は大きいですね。これを起動した状態でPCを後ろから覗き込まれたらたいへんに恥ずかしいです。(^^; わたしの場合、日本語で書かれた文章だったら判読される心配はないのですが、絵は申し開きようがありません。
 アクティブチャンネルバーやオフィスバー、あるいはやたら饒舌なイルカやマントをはおった犬に擬態させるというのも手段のひとつですが、これら以外の方法でこの問題を解決するアイデアをわたしは思いつきました。(^-^) そういうわけで自分でも(『コリバ』とは別に)本格的に作ってみようと思い、現在仕様を検討中です。方向性としては、笑えるペルソナを目指しています。

【検索キーワード】
 デモステネスさんに文筆力を誉めていただけるとは、光栄の限りです。m(__)m
 あの文章に補足すると、わたしは例のキーワードで当地がヒットすることを不快に感じているわけではなく、わたし自身はむしろ楽しんでいます。ホームページを作る作業でもっとも楽しいことのひとつは、ロボット型全文検索エンジンの呼び元キーワードを調べることです。おもしろいと思うキーワードには2種類あって『どうしてこのキーワードでうちがヒットするのかね』というものと『このキーワードで検索をかけたひととお友達になりたい』というもの、そして『このひとの探しものはなんだったのだろう』というものに大別されます。
 ――それはさておき、デモステネスさん、ホームページを作りましょう。表紙が完成すれば、あとはなんとかなりますよ。(^-^)

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Name : 始祖鳥(188) (2000/5/11/木/21/41)


もしも『七つの海のティコ』が富野作品だったら
(1)第1話でナナミはマニュアルを繰りながらティコを操縦する。
(2)最初は『個人の集まり』対『組織』という構図で始まる。しかし、物語中盤でレジスタンス風の組織に危ないところを助けられ、以降は組織の一員として戦うことになる。
(3)2クール目で主役動物が交代する。その後2話くらいは圧倒的な強さを見せるが、それ以降は元の木阿弥。もちろん古いほうのティコにはトーマスが乗る。
(4)ナナミやアルやトーマスの台詞まわしが変になる。しかし、スコットだけはなぜかまったく違和感がない。『わたしはスコット・シンプソンだ。それ以上でも、それ以下でもない(声:池田秀一)』――やっぱり変か。
(5)途中ペペロンチーノ号に密航者(実はスパイ)の女の子が乗りこんできてトーマスと仲良くなるが、爆風で吹き飛ばされて行方不明になってしまう。
(6)実は敵方にスコットの生き別れの妹がいる。
(7)途中トーマスがペペロンチーノ号を脱走するが、結局戻ってくる。
(8)3人一組の見事なコンビネーションで戦う敵が登場する。しかし先頭の人が踏み台にされてしまい、あえなく敗北。
(9)死んだと思われていたナナミの母はじつは存命しており、洗脳されて敵方の幹部として登場する。
(10)最終回では敵味方問わず全員死んでしまう。

 ――だめか。

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Name : 始祖鳥(189) (2000/5/11/木/21/42)


こんにちは
カウンターが9999と表示されていたので、カキコさせていただきます。

こんにちは、はじめまして。
黒猫さんのサイトを経由してお邪魔しました。

ちなみに、『七つの海の……』は、お父さんの声を聞いた瞬間に、いつかティコを裏切りそうで怖かったです(苦笑)
関係ないかもしれませんが、塩沢さんの御逝去が哀しいです。
はやすぎる。
http://homepage1.nifty.com/sadoya/

Name : 佐渡屋(190) (2000/5/12/金/14/43)


スペースシャトル
 書き込みは久しぶりですが、ページには良く来ています。
 シャトル着陸場関係で、なんどか召還頂きましたが調べがつかなくて
出そびれてしまいました。結局NASAのシャトルマニュアルにあたる
のが一番確かなようです。
http://www.ksc.nasa.gov/shuttle/technology/sts-newsref/stsref-toc.html
 一般的なシャトル諸元は出ています。ただ、実際の着陸距離とか、ド
ラッグシュートの減速性能とかについては、ざっと見たところで読みと
れませんでした。
 ともかくKSCの滑走路は15000ftで、それに1000ftの
余裕を持たせていること、着陸時の高度0での速度は213~226mphである
ことは書いてあります。
 NASAのウェブに公開されている資料は宇宙開発事業団のそれに比
べると桁違いですから、あちこち探せば面白いものが見つかると思いま
す。我輩さんにも探してみることをおすすめします。

 さて、190番佐渡屋さんの書き込みを見てホームにアクセスしたと
ころ、10000カウントを目にすることが出来ました。大台到達おめ
でとうございます。始祖鳥さんには別途メールで画像をお送りします。
 さらなる継続を期待します。
http://homepage1.nifty.com/mai_u/index.htm

Name : 楡岡 輝山(191) (2000/5/12/金/21/27)


ご報告ありがとうございます
 佐渡屋さん、はじめまして。
 9999番報告、ありがとうございます。もちろん10000番きっちりというのもすばらしいのですが、切り番に一足りない数字にも趣きがあるなあと感じるのは、わたしが松本零士ファンであるせいでしょうか。ご報告頂けて嬉しいです。

>ちなみに、『七つの海の……』は、お父さんの声を聞いた瞬間に、いつかティコを裏切りそうで怖かったです(苦笑)

 登場した次の瞬間に、『坊やだからさ。』(声:池田秀一)とか言いだしそうですものね。(^^; 
 『お父さん』に限らず、『七つの海のティコ』は、声優陣がたいへん豪華メンバーでした。なかでも注目なのが、石丸”兜甲児あるいはジャッキーチェン”博也さん演じるブッシュパイロット役のゲイルです。誰もが数話限りのキャラクターだと思っていたはずなのですが、あまりにも印象が強かったためか、物語後半にまさかの再登場をして視聴者を驚かせています。

 塩沢兼人さんの訃報は、一歩さんの日記で知りました。ほんとうに残念です。塩沢兼人さんは、わたしにとっては『プリンス・ハイネル様』のひとことに尽きるのですが、あの美声を聞くためには、昔の作品を見るしかなくなったのですね。
 富山敬さん、山田康雄さんのときを思い出しました。さみしいですね。

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Name : 始祖鳥(192) (2000/5/13/土/19/02)


ご教示ありがとうございます
 楡岡 輝山さん、こんにちは。いつもホームページを拝読しております。

 スペースシャトルについてご教示ありがとうございます。
 NASAシャトルマニュアルの参照URLをいただけたのは、たいへん幸甚です。
 ケネディ宇宙センターの滑走路長が15,000ft(4,572m)とは知りませんでした。予想よりも短く感じましたが、飛行機の滑走路の基準で考えたら大変な長さですね。クライストチャーチ国際空港の02番滑走路(コンコルドが降りたこともあります)が3,547mですから、これよりもまだ1kmも長いというのはもう想像もつきません。(^^;
 KSCの滑走路が15,000ft(4,572m)、1000ftを引いて14,000ft(4,267.2m)ということならば、スペースシャトルの滑走距離は4,000m前後ということでしょうか。
 NASAのページのシャトル諸元にあたってもわからないということは、正確な着陸距離は、データとして提供されていないのかもしれません。機密事項なのかもしれませんが、あるいはデータとして意味がないからかもしれないですね。着陸場所はいつも決まっていますし、普通の飛行機とちがってぎりぎりの長さの滑走路で無理な運用をする必要がないのならば、なんとなくそれも理解できます。
 接地速度が213~226mphと幅があるのは、着陸時の積み荷の重さのせいでしょうか。シャトル1機ごとそれぞれに個性があったとしたらおもしろいですね。

 10000カウントのご報告ありがとうございます。だいぶ遅れましたが、ようやくわたしのところもトップページカウントが5桁に到達できました。(^-^) 思えば2年前に1000カウント(1998年5月10日)アクセスをしていただいたのも楡岡 輝山さんでしたね。とても嬉しく、感無量です。
 しかし、まさか昨日1万に到達してしまうとは予想していなかったので、ページが修正しかけの状態のまま止まってしまっています。遅くとも明日中にはページにコメントをいれますので、少々お待ちください。

 今後ともどうぞよろしくお願いします。

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Name : 始祖鳥(193) (2000/5/13/土/19/03)


写真を整理中に発見しました
 昨年12月にクライストチャーチのクリスマスイベントで撮影した、エアファンネル式の仮設滑り台です。

ちゃんとスクリューもついていました
資料映像・どこかで見たような滑り台


 ――いいのか?>クライストチャーチ観光局。(^^;


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Name : 始祖鳥(194) (2000/5/13/土/19/04)


おめでとうございます
 10000HIT!
 我が輩は楡岡 輝山さんの所から直接、掲示板を見て「9999? しばらく行けないじゃぁないか」とか思ったり。(記念HITは踏みたくなかったり 笑)

>オービターの離着陸距離
 始祖鳥さん、 楡岡 輝山さん、ありがとうございました。大変参考になりました。

>ペルソナ
 我が輩もMacでなければ、即座に導入するのですが……。(笑)

>もしも『七つの海のティコ』が富野作品だったら
 爆笑、ぎゃあモニタにコーラが!(何か爆笑してしまうときにはいつもコーラを飲んでいるような気が……。あんまりコーラ飲まないのに)

>楡岡 輝山さん
 初めまして。実はここで最初に楡岡 輝山さんのウェブページ「舞・宇宙」を紹介されてから、ほぼ毎日訪れておりました。ご挨拶がおくれたことをお詫びします。
 「舞・宇宙」のおかげで様々なことを知り、またお気に入りに「宇宙関連」というフォルダが出来、大変助かっております。
 NASAの件、ありがとうございます。確か、某雑誌で「宇宙開発事業団のウェブページはダメだ。NASAを見習え」みたいなことが書かれていたと記憶しています。
 英語は大変苦手ながら、格闘しながらでも潜っていこうと思います。

>仮設滑り台
 ヤベ!(笑)
http://www.eurus.dti.ne.jp/~wagahai

Name : 我輩(195) (2000/5/14/日/10/20)


お祝いありがとうございます
 我輩さん、こんにちは。

>おめでとうございます
> 10000HIT!

 ありがとうございます。2年3ヶ月かかってようやく到達した10000カウントなので、嬉しさもひとしおです。(^-^)

>(記念HITは踏みたくなかったり 笑)

 ここだけの話ですが、当地のクッキーに『user=su』という値をあらかじめ設定しておくことで、カウンタをまわさずにすむような仕掛けがしてあります。自分でカウンタをまわすのがいやだったので、JavaScriptとCookieでユーザを判別し、処理を振り分けるロジックを組んであるのです。(^-^)
 また、カウンタを増加させずに数値だけを確かめるためにこういうページも用意しています。(『Count』系のCGIならば、『incr=F』を指定すればカウンタはインクリメントされません。)

 でも、結局はこの掲示板を直接ブックマークしてもらうのが一番簡単かもしれないです。(笑)

【ペルソナ】

 Mac版がないのは残念ですね。Windowsでできるものですし、データと実行プログラムが分離した構造ですから、Macへの移植は十分可能な気がします。技術的な問題よりも保守の問題がおおきいのでしょうか。でも、やはり作ってほしいですね。

 ペルソナといえば、じつは現在こっそりと独自のペルソナを開発しています。製作を始めたばかりなので、まだトップページからはリンクしていません。(^^;

【飲み物をこぼす話】

> 爆笑、ぎゃあモニタにコーラが!

 もうしわけありません。(^^; 機械は大丈夫でしたか。

 昨年初頭の話になりますが、わたしは朝食時に愛機ThinkPad235(チャンドラ2のOEM)に自分では飲みもしない味噌汁をかけてしまい、キーボードまわりを完全にだめにしてしまった経験があります。あたらしく買うにしても、すでに当時ThinkPad235(チャンドラ2)は生産を終了していたので、あのときはほんとうに泣きそうになりました。(笑)
【仮説滑り台】
>>仮設滑り台
> ヤベ!(笑)
 やばいでしょ。(笑)

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Name : 始祖鳥(196) (2000/5/16/火/19/37)


なさそうでありそうなあってほしくない話
ご恵贈いただいたこりば君、なぜか動きません。
暦通りの休日は確保しているものの、毎日拘束時間14時間では
如何ともしがたく休日はくたばっている状態ですので、コリバ・ラヴラヴ
団の誘惑は、あたかもIRAがどこぞに仕掛けた時限爆弾状態になっております。
うーむ。

 ところでIRAとか、時限爆弾とか書き込むと、かの有名なエシェロンが
このページを巡回するようになるんでしょうかねえ。(笑)
そこで「警官は殺さない」とか「機関銃大隊が後ろ楯に付いていると思えば
安心じゃないか」とか「本で書いてあるとおりのトーチカ攻撃のやり方だな」
などと書き込めば・・・
ほら、日本語ホームページにもかかわらず、ニュージーランド国内からの
アクセスが増えていませんか? (^o^)

Name : デモステネス(197) (2000/5/17/水/00/36)


おつかれさまです
 デモステネスさん、こんにちは。
 お忙しいのではないかと思っていましたが、毎日拘束時間14時間とは大変ですね。
 くれぐれもお体、ご自愛ください。

 旅行の時のブルーペンギンキーアの記事をアップロードしました。撮影から記事となるまで3ヶ月もかかってしまいました。(^^;

> ところでIRAとか、時限爆弾とか書き込むと、かの有名なエシェロンが
>このページを巡回するようになるんでしょうかねえ。(笑)

 なんであれ、巡回数がふえるのは良いことです。(笑)

 ムッシュウ・カントンによると、国家警察は優秀だが主要な道路(メジャーなページ)に注意を集中するらしいので、当地のようなわき道は問題ないでしょう。
 それよりもスオポのニッカネンがやってきて飛行禁止区域を飛んでいないか問い詰められるのが心配です。ここだけの話ですが、昨日も不注意から規定の高度をオーバーして飛んでしまいました。あるいはクライストチャーチのカジノにいったときにレプブリカ空軍ニュージーランド空軍からスカウトがくるかもしれないと思うとたいへん不安です。(笑)

 しかし、以前から思っていることなのですが、アイルランドの陸軍はいったいどのように呼称するのでしょう。『アイルランド共和国軍』では某組織と名称がかぶってしまいます。(^^;

【コリバについて】
 動作しませんでしたか。申し訳ありません。
 動かないのは、おそらくファイルとディレクトリの位置の問題によるものではないかと思います。説明不足でもうしわけありませんでした。次回作からはインストーラを添付するか、ドキュメントをしっかり書くことで対策します。

 まず、送付したLZHファイルの内容は以下のとおりです。

+ pelsona.lzh
+ Coriba
+ CR-CRB-01
- dat
CR-CRB-01.psn
CR-CRB-01.txt

 これらのファイルとディレクトリを下記の位置に配置すれば、うまく実行できるのではないかと思います。デフォルトでは『C:\Program Files\PersonaWare\』の直下となるはずです。

+ Program Files
+ PersonaWare
+ LF-HPX-01
+ CR-CRB-01
- dat
persona.exe
persona.rc
CR-CRB-01.psn
CR-CRB-01.txt


【ライアルの新作】
 本屋さんでライアルの新作の『HONOURABLE INTENTION』が店頭に並んでいるのを発見、たぶん翻訳でしか読まないだろうなと思いつつも、思わず買ってしまいました。
 購入から数日がたちましたが、案の定まだ読んでいません。(^^;
 こと小説に関しては砂漠のようなNZですが、不思議なことにル・カレの小説だけはどこの本屋さんにも置いてあります。もしかするとル・カレの作品はエンターテインメント性が高いのかもしれない、これは原書にあたるべきではないかとも思ったのですが、翻訳を読んだ経験からするとル・カレを原書で読むというのはかなり抵抗があります。(笑)

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 ◇ (ccc( ノ 始祖鳥 ◇ http://www.aay.mtci.ne.jp/~dinosaur/
 ◆◇  mm ◇◇◇◇◇


Name : 始祖鳥(198) (2000/5/17/水/20/54)


訂正です
 もうしわけありません、前の発言で字下げの空白部分がつぶれてしまいました。

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 まず、送付したLZHファイルの内容は以下のとおりです。

+ pelsona.lzh
 + Coriba
   + CR-CRB-01
    - dat
   CR-CRB-01.psn
   CR-CRB-01.txt

 これらのファイルとディレクトリを下記の位置に配置すれば、うまく実行できるのではないかと思います。デフォルトでは『C:\Program Files\PersonaWare\』の直下となるはずです。

+ Program Files
  + PersonaWare
    + LF-HPX-01
    + CR-CRB-01
      - dat
    persona.exe
    persona.rc
    CR-CRB-01.psn
    CR-CRB-01.txt


Name : 始祖鳥(199) (2000/5/17/水/20/56)


ムドゥングムグ
こんばんわ。サンベケです。(^^)/
ムドゥングムグに口答えをしたら、ネズミに変えられてしまい、
ようやく食物連鎖でようやく人間に戻れました。フィシの死骸に
生えたキノコをアリが食べてくれるまでその期間が長いこと長いこと。
 何か別なお話をして。

・スオポ
 
 疑われたら、スクランブルをかけた後、スイッチを切り、スロットル
を開いてガスを集めて点火、然る後にオイルと救命具を海に放り込むと
効果的と10番街は6階の住民、ジョージ・ハービンガーが言っており
ましたので機会があればお試しください。ただし、ピストルが消耗品
になりますのでご注意ください。なお、ベレッタは5000ポンドから
承っております。

・滑り台で遊ぶオウム

 彼奴等を直に見ていなかったら「本当?」と半信半疑になりますが、
実物を見た後ではブランコに乗り、シーソーで遊んでいる、といっても
驚きません。逆上がりしたり、ムーンサルトするといっても信じるぞ。
彼奴等ならやりかねん。
 なお、私の壁紙では、キーアがベンチで日向ぼっこして寝ています。

Name : デモステネス(200) (2000/5/20/土/22/00)


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